トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

クワガタンク

2008-06-12 15:53:33 | トランスフォーマー・マイクロン伝説

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ごきげんようでござる!

海外で展開されたBW第3弾の「BEAST MACHINES」の玩具が販売不振となり販売中止となる商品まででてしまったでござるが・・・ 日本より輸入された「ROBOTS IN DISGUISE」(日本名、カーロボット)の御蔭で再び、人気は上昇し販売する新商品が無いものでござるから、ビーストマシーンズの未販売品や成型色変更品をドサクサ紛れに販売したでござる。

それにより、トランスフォーマーの原点回帰が見直され、コレまでのトランスフォーマー(G1・G2・BW)をバッサリ切り落とし、新たなトランスフォーマー「TRANS FORMERS・ARMADA」として再構築したでござるよ。

そして、2003年に「トランスフォーマー マイクロン伝説」として日本に上陸される事となるでござる。

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今宵はリニューアルされたマイクロン伝説版のメガトロン様(MD-01、メガトロン、3980円)の紹介でござる!

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さて、リニューアルにあたりコンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)はG1(01、コンボイ、3900円)のイメージを受け継ぎ、ファイヤーコンボイ(C-001、スーパーファイヤーコンボイ、4980円)の合体要素を取り入れたトレーラーに変形する姿でござるが、メガトロン様の場合は、銃器系玩具に抵抗があるためかG1(16、メガトロン、2300円)のイメージは取り入れられず、G2版の戦車(日本未販売)に変形するイメージが採用され、緑色のカラーリングも引き継ぐ事となったでござる。

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しかし・・・ そのデザインは現用戦車と言うよりもSF戦車で、ワンポイントとなる露出したミサイルが非常に目立ち玩具ぽさを演出しているでござるよ。

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しかも、本シリーズより導入された小型トランスフォーマー(マイクロン)を合体させる事によりパワーアップし、内蔵ギミックを発動させる設定を加えた御蔭で更に玩具ぽく成ったでござるよ。 (笑)

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さて、メガトロン様のパートナーマイクロンであるバレル(海外名、リーダー1)は戦闘車両から2種類の武器モードに変形するマイクロンでござる。

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なお、武器モードの設定は形状により異なる等の設定は存在しないでござる。

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ロボットモードのデザインは無骨で如何にもデストロンぽいデザインでござるが、本来は地方マイクロン自治区の責任者なのでござるが、TVアニメでは過去は語られておらず、性格も日本版と海外版では違うようでござる?

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日本版ではメガトロン様の付属品でござるが、海外コミック版では実に興味深いキャラクターとして描かれているでござる。

しかも、彼の出生には秘密があるのでござるが、コレを書き出したら長くなるので別の機会に紹介するでござるよ。(笑)

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さて、メガトロン様の戦車モードでのギミックは砲塔が旋回し、砲身をスライドさせる事により砲弾(ミサイル)を発射し音声ギミック(射撃音)を発動させるでござる。

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砲塔部にバレルをエヴォリューション(合体)させる事により、ロックが外れ2連装ミサイルを展開でき、別の射撃音を発生させ、砲塔部のデストロンマークを発光させるでござるよ。

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更には多数のマイクロンジョイント凸を多数持ち、捕獲・・・収納・・・監禁ギミックを持つでござる。 全てのマイクロンを捕獲する強欲さを強調したギミックでござる。

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う~ん・・・ 別売りのマイクロンを合体させたら何が何だか解らないでござるな。 (笑)

まあ・・・ 程ほどに合体させればコンボイと同じく移動基地的な役割にもなるでござる。

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マイクロンの大きさが通常の自動車サイズだった場合は、メガトロン様の巨大さを演出して面白いのでござるが・・・ 玩具らしさは隠せないでござる。

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ロボットモードのデザインは今までの歴代破壊大帝に無いデザインでござるが、見た目は如何にも悪のロボットらしくも、ある種のカリスマ性を持たしたデザインは好感がもてるでござるよ。

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頭部デザインも無駄に大きい角が悪役で有る事を誇らしげに誇張しており、マイクロン伝説版メガトロン様の特長でござる。

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その頭部特長によりクワガタンクと呼ばれる事があるでござるが、あまり一般的な俗称ではないようでござる。 (笑)

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そして、何より腰溜めに戦車砲が装備されているのがポイントが高いデザインでござる。

これで、足の可動が前後に動けば良いのだが・・・ 転倒防止で横にしか可動しないでござるよ。 ・・・惜しい!

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パートナーマイクロンのバレルは、武器モードとなり腕やマイクロンジョントに合体し、左腕に内蔵されたジャックナイフを転回させたりする事も可能で、左キャタピラカバーに付属ミサイル(×3)を付け替えてアタックモードとすることができるでござる。

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更には背中に背負った砲塔を前面に展開するフルバーストモードにする事ができるでござるよ。

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火力を前面に集中させ回転させて発射させるメガトロン様最大の必殺技でござる。

玩具ではレバー操作で回転し、電子音が鳴り響くでござる。

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「下手な鉄砲数うちゃ当る!」

いや~実に玩具らしいギミックでござる。

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別売りのスターセイバー(MM-02、エアディフェンスマイクロン、980円)やマイクロンを合体させる事により更に強力なバーストモードが完成するでござる。

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そして、更に別売りのショックウェーブ(MD-06、ショックウェーブ、3980円)と合体する事によりバーニングメガトロンとなるのでござる!

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コレにより飛行能力が追加され、攻撃力・防御力が上昇するのでござるが、このデザインは如何にも取って付けたようなデザインでござる。 (笑)

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まあ、本来マイクロン伝説版メガトロン様は合体するように設計されておらず、合体用ジョイントが無いので、後発販売のショックウェーブを合体させる為に無理やり追加した設計のよでござる。

・・・そう! 

・・・本来なら下駄を履かせて身長を伸ばすのが合体の醍醐味でござる。(笑)

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しかも・・・ 問題は回転ギミックは使えるものの・・・自重で腕が上がらない為に殆どポーズが付けられない欠点があるでござる。

往年の合体ロボと同じでござる。

まあ、商品的には合体に無理が有るものの、悪くはなく・・・以後のトランスフォーマー商品に影響を与えた事は間違いないでござるよ。

ただ・・・残念なのはクワガタ頭のメガトロン様が以後登場しない事でござる。