トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

僕らの勇者者王!

2008-06-25 03:44:50 | 勇者シリーズ

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ガガガ!ガォガイガ~♪

ガガガ!ガォガイガ~♪

1997年・・・衝撃的な主題歌とに20世紀最期の傑作ロボットアニメが誕生したでござる。

その名は、勇者王 ガオガイガー

今宵は勇者シリーズ8作目にして、TV媒体による勇者シリーズの最後を飾った「勇者王 ガオガイガー」よりタカラから販売された、ガオガイガー(G-01、DX超人合体ガオガイガー、7200円)の紹介でござる!

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「勇者王ガオガイガー」は、その人気ゆえに本家のタカラ以外のメーカーからも販売されているでござるが、本品こそがガオガイガーの原点でありマストアイテムでござる。

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本作品は元来の「勇者シリーズ」の御約束的商品展開や、勇者と普通の少年(?)の交流が王道の筈が、少年(マモルくん)の方が宇宙メカライオンのギャレオンに連れて来られる逆パターンを行なった異色作品ながら「勇者シリーズ」である事を忘れず熱いストーリーで伝説となった作品でござる。

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勇者シリーズに置いてライオンは頻繁に登場するでござるが、白いライオンは本作のギャレオンのみで1号勇者がライオンそのものから変形するのも本作の特長でござる。

そう・・・「白いライオン」であること自体がジャングルの王者を示す日本産アニメを象徴するデザインであり、日本人の魂に刻まれたイメージでござる。

が、ちと商品の可動とプロポーションはチト不満が残っていたりするでござるよ。

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まあ・・・ 人型であるガイガーに変形することもあり、プロポーションが悪いのは仕方が無いでござるがガイガーのプロポーションも劇中と比べると下半身の悪さが目立つでござる。(残念!)

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そう・・・ ガイガーのデザインも「勇者シリーズ」らしからぬデザインであり、明らかに某エヴァ〇ゲリオンの影響を多大に受けたデザインでござる。

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拙者もTV放送前に設定画を見たとき・・・ 

「あ・・・また、エ〇ァンゲリオンのパクリか?」と思い期待していなかったでござるが・・・

第1話を見て印象が全く変わったでござるよ。 (笑)

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そう・・・ やはり1話から面白い作品は面白いでござる! 

うん!

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しかし・・・ 「面白い作品=玩具が売れる」という訳でもなく、「勇者王ガオガイガー」も玩具の売り上げが芳しくなかったでござる。

作品人気が高い故に劇中と同じカッコよさを求めるファンからは敬遠されたようでござるな?

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しかし「勇者王ガオガイガー」は異色作とはいえ、「勇者シリーズ」の象徴でもあるドリルは抑えており、ドリルガオーとして登場するでござる。

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商品はドリルは回るものの回転ギミックは無く、キャタピラもダミーでござるが車輪が有るので転がし走行は可能でござる。

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ドリルガオーは分割してガイガーの両腕に装備可能でござる!

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勇者シリーズのファン・・・ドリラーなら感涙のギミックな筈でござるが・・・

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やはり・・・ ライナーガオーがいけなかったのでござろうか?

見たまんまの500系新幹線でござるし・・・ 500系新幹線である必要性も無いでござるから・・・受けが悪かったのでござろうか?

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しかし! 新幹線が混じっているのが「勇者シリーズ」の御約束でござるからな~

商品は連結が外れないでござるが、転がし走行ほ可能でござる。

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そしてステルス爆撃機(?)のステルスガオー

ミサイル発射ギミック等を搭載しない事により玩具らしさを軽減したはずが、玩具を買わない高年齢層や低年齢層には受けなかったのでござるかな?

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大きさ的に見れば、十分に電子ギミックを仕込めるでござるが・・・

拙者としてはギミックが無くて正解だと思っているでござる。

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しかし! 結局のところ「勇者王ガオガイガー」に熱中したファンは玩具よりアクションフィギュアの方を求めていた訳でござるかな?

まあ・・・ 大きさも大きい事でござるし・・・

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確かにプロポーションが悪いでござるが、プレイバリューは高くステルスガオー装着モードなども再現でき、当時としては商品完成度は高い方なのでござる。

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非常に勿体無いでござるよ。

人気に反比例して玩具が売れないのは・・・

しかも「勇者シリーズ」のTVアニメも終了したでござるから。

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では! 本品の最大アピールポイントである「超人合体!」の紹介!

「ファイナルフュージョン承認!」

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プログラムドラーーイブ!

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ファイナルフュージョン!

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チャチャチャチャチャチャ~♪

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チャラチャラチャ~♪

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チャ~ラ♪ チャ~ラ♪

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チャチャチャ~♪

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チャチャカチャチャチャ~♪

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ガォガィガーーー!

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いや~コレでござるよコレ!

プロポーションの良いアクションフィギュアでは味わえない合体の醍醐味でござる!

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そう・・・ガイガーのプロポーションの悪さは、全てガオガイガーの素体となる為でござる!

ブロウクンファントムの射出は出来ないものの、合体時のスライドギミックは必見でござる。

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しかし・・・ 合体ロボ玩具の定めで・・・ 合体すると可動が制限されヘルアンドヘブン等のポーズを付けられないのが悲しいでござるな。

そう・・・可動を楽しむなら非合体のアクションフィギュアに軍配が上がるでござる。

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そして、ガオガイガーの魅力の一つが、武器を使わずに格闘戦が主体で有る事でござる!

付属するディバイデングドライバーも武器ではなく道具なのでござる。

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このディバイデングドライバーの取り付け方も凝っているのでござるが可動ギミック等はないでござる。

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まあ・・・ コレも子供に受けなかった原因の一つかもしれないでござるな?

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せめてコレで首が動けば良かったのでござるが・・・

まあ、合体を繰り返して殆ど動かなくなる勇者ロボの事を考えればマシな方だと思うのでござるが・・・本当に・・・何がいけなかったのでござろうな?

マスターピースで復活すれば全ての不満がクリアされるキャラクターでござるし、今後も確実に売れる事は約束されているでござるから、気長に待つでござる。

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因みに本品には初回生産品のみに、ビニール製の「ボクのディバイディングドライバー」が付属するでござるよ。