ごきげんようでござる!
現在、拙者が保有している「トランスフォーマー / リベンジ」商品は7体でござるが・・・
玩具だけのレビューであるならば、楽なのでござるが、映画本編を見た場合は印象が変わってしまう場合があるので、本編登場組みは控えさせていただきたく・・・
今宵は、デリバリーバン(配送車?)に変形するオートボット・ナビゲーター(案内人?)、ロールバー(RA-06、ロールバー、1260円)の紹介でござる!
本品は「トランスフォーマー / リベンジ」のスカウトクラス商品として販売されたでござるが、映画本編には登場しない玩具オリジナル商品(?)のようであり、劇場版風のデザインを意識しているが、ドチラかと言えば従来のトランスフォーマーに近い玩具開発側によるデザインの商品でござる。
なお、スカウトクラスの商品はロボットモードでパッケージングされており、ブリスターパックでのボリュームアップに一役買っているのでござるが・・・
ヴィークルモードは大味な造形であり、デラックスクラスの劇中登場組みとの造形のチャチ差を誤魔化す為なのかもしれないでござるかな? (笑)
そう! ヴィークルモードはデリバリーバンだそうでござるが、不可解なデザインだったりするのでござるよな。
デリバリーバン(配送車)のカテゴリーで考えると、実車にした場合の大きさが図りかねるデザインなのでござるよな・・・ まあ、6輪仕様は絶対に無いとは言わないでござるが・・・
フロント部にガードバンパーを装備した配送車って何でござろうか?
しかも、荷台部分の側面に描かれた牛のマーキングは、生きた牛を運ぶ配送車か、食肉加工したモノを運ぶのか・・・ とにかく謎の配送車なのでござるよな?
まあ・・・ それは置いておくとして・・・
拙者、本品を最初に見たときには、何処かで見たデジャブを感じたのでござるよな?
コレ・・・ 一発変形?
そう! 基本変形構造は一発変形(フリップチェンジ)に似ており、イメージ的には「トランスフォーマー・カーロボット」のレッカーフック(C-017、レッカーフック、880円)を前後逆にして、バネによる一発変形ギミックを無くした感じでござるかな。
無論、接続部が硬い為に、一発変形による簡易変形とは呼べないでござるよな。 (笑)
しかし・・・ ロボットモードの体型の良さには感心するでござる。
劇場版風の細かいデザインを取り入れ、手持ち武器も無いでござるが、5本指であり、嫌悪感の無いデザインは初心者向け(?)なトランスフォーマーと呼べるでござる。
しかし・・・ 手持ちの武器パーツが付属しない事が残念なのでござるよな。
武器パーツが有れば成型色変更で色々と使いまわせそうなのでござるが。 (笑)
因みに本品は、パッケージ写真(試作品?)と異なっており、荷台側面の青いジョイントパーツが追加されており、これによりガッチリと接続され、おそらく設計段階では足首も可動する仕様だと思われるが、商品では不自然に可動できないように固定されているでござる。 (?)
御蔭で接地性は落ちてしまっているので少々立たせにくいでござるな。
さて、初代ロールバー(C-95、ロールバー、500円)と言えば、ジープに変形するスロットルボットの追跡員であり、デザイン的には全く共通点が無いのでござるが、力強くタフなボディというイメージは受け継いでおり、リベンジ版ロールバーのガードバンパーは、オルタネーターズ版ロールバー(19、ジープラングラー / ロールバー、日本未販売)のガードバンパーをイメージしているのかもしれないでござるが・・・
どうせならハマー風なデザインの方が良かったのではないでござるかな。 (笑)
なお、性格は初代ロールバーとは異なっており・・・
何と言うか・・・ 熟練のナビゲーターらしく指揮官の資質も備えているようなのでござるが、他人を指示するリーダー的な立場は苦手というか・・・、リーダーに成りたくないらしく、命令に従っているほうが幸せらしいでござる。
まあ、リーダーの気苦労を考えればヒラの方が気が楽かもしれないでござるな。 (笑)
しかも、力強くタフでありながら、戦いは好まない性格らしいでござる。
うむ・・・ 手持ち武器が無いのも、戦いを好まない性格を現しているのでござるかな? (笑)
なお・・・
本品にはシークレットギミックちゅーか・・・
特殊な遊び方が可能なのでござるよな。
ロールバーの胸部の突起は短いながら、マイクロンジョイント凸と同規格である為に、胸部カバー(?)を開いた状態であれば、一部のマイクロンは合体(エボリューション)可能なのでござる。
そう! 故意か偶然か、トイザらスにて配布された、キャンペーンマイクロンのガーディアンスカイ(非売品)とは色的にも相性が良く合体可能なのでござるよな。
故に、「必殺! ブリザードタイフーン」ぽい遊び方も可能なのでござる。
まあ、本品は意外と汎用性が高いようで、荷台にメーカーの文字などをいれれば、ノベルティ商品にも成りそうだし、何にでもコラボレーションの流用が利きそうな商品でござる。