トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

オペレーション・オーバーロード

2010-10-06 20:42:39 | 劇場版・TFR

Photo

ごきげんようでござる!

デストロンの合体巨大兵士の代名詞である初代デバスター(37、デバスター、5800円)は6体合体であり、その後デバスター(海外名、デバステーター)の名を襲名したトランスフォーマーは非合体の単体(アクションマスター、デバステーター、日本未販売)、単体+マイクロン合体(MC-04、デバスター、2980円)から4体合体(ユニバース、デバステーター、日本未販売)、5体合体(EX-01、ビルドロン、2999円)、6体合体+1(マイクロマスター、シックスビルダー、全12種、各300円)などなどが存在するでござるが、2009年公開の映画「トランスフォーマー/リベンジ」では遂に7体合体となったでござる!

今宵はEZコレクション・デバステーター(全7種、各630円)よりダンプトレーラーに変形するディセプティコン・コンストラクティコン部隊兵士、オーバーロード(D1、ディセプティコンオーバーロード、630円)の紹介でござる!

Photo_2 Photo_3

本品は2009年に「トランスフォーマー/リベンジ」商品として販売されたでござるが、7体合体可能なEZコレクション・デバステーターは日本・アジア地区のみの限定販売商品となったでござる!

限定販売の理由は合体を嫌う欧米の目を避けるべく映画本編のデバステーター(RD-16、デバステーター、15750円)はトランスフォーマー同士が合体する合体巨人兵士ではなく、建設車両が合体して完成する巨大兵士と説明する為でござるな。

Photo_4 Photo_5

Photo_6 Photo_7

その為か、通常販売が行われたRD-16版デバステーターは6台の建設車両に分離するものの、個々のロボットモードが存在せず、オーバーロードのヴィークルモードであるダンプトレーラーが無い6体合体なのでござるよな・・・ 何故に?

Photo_8

なお、映画本編ではロボットモードは登場しないもののデバステーター合体時にヴィークルモードのみ登場しているでござる。

まあ、映画本編のデバステーターは7台以上の建設車両が合体していたので選抜されて6体と考えればよいのでござるが・・・ EZコレクションのみ日本・アジア地区限定販売のオーバーロードの存在が不憫でござるよ・・・

Photo_9 Photo_10

そう、オーバーロードのビークルモードの劇中登場モデルはコマツ・HD4557だそうでござるが・・・ これは日本車(?)である為の露骨なジャパンパッシングではないのでござるかな。 (笑)

まあ、商品は簡易造形でござるから6輪中4輪のみが可動する構造であり、概観も言われなければ気がつかない造形でござる。

Photo_11

ロボットモードは、本来は巨大トランスフォーマーで有る為に、EZコレクションの縮尺では最も小型のロボットモードに成ってしまったでござる。

Photo_12 Photo_13

Photo_14 Photo_15

しかも!

一見人型のロボットモードでござるが、オーバーロードのコンセプト画やイラストでは四肢四脚の甲殻類(?)を思わせるロボットモードであり、EZコレクションでは複雑なデザインのロボットモードは再現できず本品のデザインに落ち着いたようでござる?

Photo_16

う~む・・・ 幸か不幸か人型のロボットモードを得た事で巨大感が伝わるデザインとなった訳ででござるがEZコレクションの商品サイズでは巨大感が伝えにくいでござる・・・

しかし、もしボイジャークラス商品で販売されていたら合体モード無しで四肢四脚なデザインで商品化されていたでござろうな。

・・・拙者的にはヴォイジャークラス版も見てみたいでござるな。 (笑)

Photo_17 Photo_18

Photo_19 Photo_20

なお、コンストラクティコン(日本名、ビルドロン)ではオーバーロードの名前は初でござるが、キャラクター設定は記されておらず、如何してオーバーロードの名が命名されたのか不明ででござる?

う~む・・・ 日本限定販売つながりでオーバーロード(D-307、オーバーロード、5980円)の名を告いだのであれば皮肉でござるが、スペルは異なるそうでござるな?

Photo_21 Photo_22

Photo_23 Photo_24

なお、オーバーロードは7体合体ではデバステーターの腰部を担当する訳でござるが、デザイン上はG1版ロングハウル(31、ロングハウル、980円)ぽいでござるよな。

そう、リアルスケールで言えば劇場版ロングハウル(D6、ロングハウル、630円)より大型になるので、腰よりも脚部を担当する方が似合いそうでござるが、そうなると左足は2体分のコンストラクティコンが必要になるでござるかな?

まあ、コレもノンスケール合体ロボット玩具だから許される事でござるが、合理性を重んじる合体反対派には叩ける材料を与えているだけの気がするでござるよ。 (笑)

Photo

さあ、次回はいよいよコンストラクティコン部隊による7体合体でござる。

合体反対派の御仁も合体支持者の御仁も日本の変形合体ロボット文化の真骨頂を得と御覧あれ!