ごきげんようでござる!
映像作品などを原作に展開した玩具であれば、劇中再現をしたくなるのが当然の遊び方であり、劇中設定からイメージをふくらませて遊ぶのも結構な事でござる。
しかし、やはり劇中キャラクターを再現した商品というのが一番良いものなのでござるが、映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」はシリーズ最大数のトランスフォーマーが登場したはずなのに、何故か劇中キャラよりも玩具オリジナルキャラクターの方が多く商品化されたような気がしたりするでござる? (笑)
今宵の「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」商品として販売されたサイバーバース版のラチェット&ルナークローラー(CV-18、ラチェット&ルナークローラー、3360円)も劇中には登場しない玩具オリジナル商品だったでござる!
本品は2011年9月に販売された中型ヴィークル扱いの商品で、月面作業車(?)であるルナークローラーとラチェットのセット商品でござる。
パッケージの中台紙は月面をイメージした簡易ペーパークラフトに成っており、日本販売版はパッケージに日本語表記シールを貼り、日本語による説明書とメックテックウォーズ対応カードが1枚封入されているでござるな。
先ずは、ハマーH2に変形しオートボットの軍医を務めるラチェットでござる!
本品は単品販売されたサイバーバス版ラチェット(CV-16、ラチェット、714円)の一部パーツを変更した成型色変更品であり、特別な名前が無いでござるが劇中に登場したラチェット本人をイメージして商品化されたものでござる。
大きくイメージが変わるのは劇中と異なるカラーリングでござるが、これは散々ネタにされる救急車のイメージらしからぬ緑のボディから白に変更された事でござるが・・・
如何もコレは救急車をイメージした白ではなく、宇宙服とか宇宙探査機械をイメージした白のようなのでござる?
パーツの変更点は天井部の予備タイヤが何やらのメカ(?)に変更されており、ルナークローラーのリペアクローが取り付け可能でござる。
本品の専用武器パーツとしてはミニタンク(探査ドローン?)が変形する武器が付属するでござるが、ラチェットのヴィークルモードには取り付けができないでござる。
しかし、別売りのメックテックウェポンやアームズマイクロン等は取り付け可能でござるな。
ロボットモードは白いボディと成った事で、宇宙服というよりも・・・
元々ゴリラっぽいイメージだったモノがホワイトゴリラとかイエティのような感じになったでござる。 (笑)
相変わらず独特の造形が更に個性的になった商品でござる。
商品設定では体力(4)、知力(9)、速度(6)、耐久力(9)、地位(5)、勇気(10)、火力(3)、技能(10)の能力値であり、厳しい月面環境下では、レスキュー活動が不可能に近い為にルナークローラーを操り、どんな状況下でもレスキューと修繕を行う事が出来るそうでござる。
設定では紹介されていないでござるが、ラチェットの武器に変形するミニタンクには転がし走行用車輪などは造形されていないでござる。
形的にレーザー銃とチェーンソー的と推測するでござる?
また、ロボットモードでも背中にリペアクローが装着可能でござるし、リペアクローのアンテナは取り外して持たせる事が可能で、ハエ叩き(?)として使えそうでござる。 (笑)
無論、本ギミックは劇中に登場しない玩具オリジナルの遊び方であり、映画本編においてラチェットが月面で活躍するであろうイメージを膨らました商品でござるな。
そして、完全新作の月面作業車であるルナークローラーでござる!