やあやあ、ごきげんよろしいでござるかな?
2011年に海外外で販売された「パワーコンコンバイナー」シリーズが2012年に、ようやく日本でも「トランスフォーマー ユナイテッド」商品として販売される事になったでござる!
今宵は5台のコンバットマシーンが合体する、ディセプティコン秘密部隊、マスターカオスのコンバットマスター(EX-01、コンバットマスター・プライムモード、6090円)が登場でござる!
本品は2011年に海外で販売されたボムショック(ボムショックwithコンバッティコンズ、日本未販売)の成型色変更品で、パッケージデザインも名前も日本販売仕様に変更された5体合体セットでござる。
さて、本品(パワーコアコンバイナー)はコアとなるトランスフォーマーに4体の支援メカ(ドローン)が合体する変り種の合体兵士で、トランスフォーマー同士の合体を嫌う欧米向けに考え出された新時代の合体システムでござる。 (笑)
本体のトランスフォーマーは軍用車両(自走砲?)に変形するディセプティコン戦略家、コンバットマスターでござる。
ヴィークルモードのデザインは合体を最優先させた結果、該当モデル(?)が無い架空の軍用車両になっているでござる?
まあ、イメージ的にはスクランブル合体ロボのコンバットロン部隊(D-69、ブルーティカス、5500円)を意識したようでござる。
ヴィークルモードでの商品ギミックは転がし走行と砲塔の旋回のみで、マイクロンジョイント(凸)2か所による別売りのマイクロン(ミニコン)を取り付け可能だったりするでござる。
ロボットモードの変形は簡易で、手足を展開させてパネルを折りたたむだけでござるな・・・
軍用ロボらしい武骨な魅力でござるが、ボムショックとの差別化(?)が図られたおかげで砲身部分などが明るい色合いに変更されたので玩具ぽさが強くなっているでござる。
如何も、コンバットマスターのネーミングとか成型色変更は蛇足のような感じで、拙者としてはそのまま海外版のボムショックのままで販売してくれた方が良かったとおもうのでござるよ・・・
文句ついでに言わせてもらうのであれば、本品の大きさが所謂スカウトクラスとかサイバーバースのコマンダークラス商品と同じなので、若干ボリュームに欠けており、販売価格が6090円でござるから、最初に見たイメージが小さくて、とても6090円の商品に見えなかった事でござる。 (笑)
いや~ね、箱の大きさは6090円級でも、スカスカでござるから余計にボッタくられた気がするのでござるよな?
しかも、本品は専用の手持ち武器パーツが付属しないので物足りないのでござるよな・・・
余剰パーツ対策というか、パーツ数削減の手抜きというか残念な仕様でござる。
なお、ロボットモードはソコソコ可動するものの、イマイチ動きに欠けてしまうでござる・・・
やはり、手持ちの武器パーツは欲しいでござるよな・・・
そこで、拙者は両腕の合体用ジョイントをトンファー(?)とかハンマーとかの接近戦用打撃武器に見立ててみたでござる。 (笑)
実際、そうでも考えないと本品で紹介されている設定だけでは資料不足なのでござるよな・・・
本品はユナイテッド商品となった訳でござるが、海外展開時のパワーコアコンバイナーと同じく時代設定が明らかになっておらず、トランスフォーマーの歴史を玩具で振り返るユナイテッドの世界でも活躍年代が明言されていない状況なのでござるよな?
コンバットマスターの能力値は体力(8)、知力(8)、速度(3)、耐久力(7)、地位(8)、勇気(6)、火力(8)、技能(9)で設定されており、戦争の初期(?)から活躍してきた戦略家で、自ら戦線に出るより部下に命令を下す方が多いそうでござる。
その、部下が別のトランスフォーマーか配下のコンバットドローンか分からないでござるが、付属のコンバットドローンは以下の4体でござる・・・