ごきげんようでござる!
前回は大きいモノだったので、今宵は小さいモノでも紹介してみたく思い、用意してみたのがサイバーバース商品のバトルスチールオプティマスプライム(CV-20、バトルスチールオプティマスプライム、1344円)でござる!
本品は2011年9月に日本販売された映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」サイバーバース・コマンダークラス商品国で、先行販売された海外版パッケージ(シリーズ1、008、バトルスチールオプティマスプライム)に日本語表記シールと説明書及びメックテックウォーズ対応カードを1枚封入した商品でござる。
なお、商品自体は先に販売されたCV-04オプティマスプライム(CV-04、オプティマスプライム、1344円)の成型色変更及び武器パーツを変更した商品で、映画本編では登場しない玩具オリジナル商品でござる。
拙者的に言えば無駄なカラーバリエーションであり、商品数を増やしたいだけの商品だと思うのでござるが・・・
実は、拙者・・・ CV-04版のオプティマスプライムを買い損ねているので、単品販売のサイバーバース版オプティマスプライムは本品のみなのでござるよな?
まあ、同じ買うのであれば劇中仕様であるCV-04の方が人気が有るので、本品は売れ残りのイメージが強い商品でござる。 (笑)
しかし、本品は装備された武装パーツを展開してヴィークルアタックモードを再現できる遊び心のある商品なのでござるよな。
転がし走行しかできない廉価版商品のサイバーバースで付属武器でのアタックモードを再現できるのは商品価値としてアピールできるものでござる。
そう、本来の劇中使用武器パーツであれば本品の方なのでござるが、ジェットパックが装備された劇中カラーリングのCV-04と組み合わせて完璧版になるのが勿体ないというかセコイと云うか、何故に最初から販売しなかったのかと問い詰めたいでござるよ・・・
ほんと・・・ 商品数稼ぎで本品を販売するのであれば、日本未販売のサイバーバース版スキッズ(オートボットスキッズ、日本未販売)とか、バリケード(日本未販売)を販売するべきなのに、何故に販売できなかったのでござろうか?
同一キャラが複数販売されるのは人気のある証拠でござるが、せっかく海外では販売されている劇中登場キャラクターを販売しない理由にはならないのでござるよな?
・・・まったく・・・ タカラトミーの心情を聞きたいものでござる。 (笑)
さて、本品はヴィークルモードではソコソコの完成度だったのでござるが、ロボットモードの完成度は他のサイバーバース・コマンダークラス商品と比べると残念な完成度だったりするでござる。
後輪の収納方法等は廉価版商品としての工夫を評価したいでござるが、つま先部分が無いとか諸々のアレンジで不満がのこるでござる・・・
因みに、本品のロボットモードのカラーリングはG1版初代オプティマスプライム(01、コンボイ、3900円)をイメージしているのが面白いところで、結果的にCV-04版オプティマスプライムより似合っている印象があるでござる。 (笑)
なお、↑の比較写真はCV-04版とカラーリングが異なるCV-12版オプティマスプライム(CV-12、オプティマスプライム&アーマードウェポンプラットフォーム、円)を使用したでござる。
さて、本品の設定ではオートボットのリーダーで、体力(10)、知力(10)、速度(7)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力(10)、技能(9)の能力値が設定されており、基本的には劇場版オプティマスプライムと同じでござる。
なお、本品のカラーリング変更については別段の記載が無いのが残念でござる。
さてさて、本品の武器パーツは分解して背中にツインブラスターを背負い、両腕にブレードを保持する事が可能でござる。
ツインブレードの保持方法はトンファーのような持ち方になるでござるが、腕のカバーパーツのおかげで、トンファーのようなポージングが取れないのが残念でござる。
可動範囲の狭さと脚部の接地面積が狭い為に立たせにくい商品でもあるでござる。
商品完成度については廉価版商品であると割り切らないと納得ができないでござるが・・・
やはり劇場版「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」商品はイマイチ感が感じられてしまう商品でござる。
しかしまあ、本品は今後カラーリングを変更して再販売される事は間違いない商品だったりするので、コレクターとしては今後のバリエーションが気に成るところでござる。