ごきげんようでござる!
拙者、オプティマスプライム系玩具を買い損ねる場合が有るのでござるが、その理由はシリーズのフラッグアイテムであり出荷数が多いはずでござるから、優先順位が低くなってしまい、最優先の玩具を購入したあとでの後回しになり、買い損ねてしまうでござる。 (笑)
いや~、拙者の場合、オプティマスプライムは嫌いじゃないのでござるが、如何も特別扱いされてしまうと引いてしまう傾向にあるのでござる?
しかしまあ、なんだかんだ言ってオプティマスプライムは基本でござるし、慣れたとはいえコンボイと呼んでしまう拙者は古参のトランスフォーマーファンでござる。
今宵は2011年販売のトランスフォーマークロニクル版サイバトロン総司令官、コンボイ(CH-01、G1&Movie総司令官セット、10500円)の召喚でござるな!
本品は2011年9月に販売されたセット商品で、G1キャラクターと劇場版キャラクターを組み合わせた日本限定のセット商品でござる。
注目されるのは海外では通常販売されるも国内展開ではダークサイド・ムーン商品として販売されなかったデラックスクラスの劇場版オプティマスプライム(CH-01、G1&Movie総司令官セット、10500円)の日本販売で、復刻版コンボイ(トランスフォーマーアンコール01、コンボイ、5250円)を本セット用に一部金型を改修した本品はローラーやコンテナが削除されており、オマケ的なイメージが強いでござる・・・ (笑)
なお、本セットにはトランスフォーマー年表が封入されているでござるが、メックテックウォーズ対応カードは付属せず、説明書も2体分で裏表1枚の説明書が封入されているだけでござる。
初代サイバトロン総司令官コンボイ(01、コンボイ、3900円)の玩具販売は1984年だったりするでござるが、トランスフォーマーに流用されるダイアクロン時代や再販、復刻版などなどのバージョンで多少の違いがあり、金型も複数存在しているようでござる。
本品もおそらく、トランスフォーマーアンコール版コンボイの金型を改修したものと思われるでござるが、車体側面のサイバトロンのエンブレムはプリント処理で行われており、シークレットエンブレムも貼りつけれれているでござる。
なお、本品に付属するシールは貼っていない状態で撮影しているでござるが・・・
やはり、販売価格を抑えるための処置とは言え、コンテナが無いとイマイチ絵にならないでござるよな・・・
そこで、コンボイ用のコンテナを削除した穴埋めにオプティマスプライム用のコンテナを牽引されるように金型を改修されているでござる。
形状が似ているので違和感ない仕上がりに成っているでござる。
しかし、ファン心理で言えばコンテナを牽引した状態で比較したいものでござるが、本品も既に復刻版やアンコール版等のコンボイを既に購入していると推測したうえでの商品化で、同じ玩具がダブるという事を考えると良心的なのかもしれないでござるな? (笑)
そう、初心者には不親切でござるがコレクターにはチィット優しい販売仕様でござる?
まあ、もしコンボイ用コンテナが付属していた場合での販売価格を考えると12800円くらいに成っていたと思うので、販売価格からくる購入意欲も初心者には難しいので販売価格を抑えた事は間違いではないでござる。
なお、コンテナはコンボイ用ではないので、武器パーツや余剰パーツをコンテナ内に収納する事ができないでござるが、コンテナ外側ジョイント(凹)に武器パーツ(レーザーライフル)を装備する事は可能でござる。
コンボイ本体のヴィークルモードでは、オプティマスプライム用コンテナを牽引する為にジョイント(凸)部分が改修され凹ジョイントと成ったので、余剰パーツ扱いだった武器パーツを取り付け可能になった事もクロニクル版コンボイの大きな特徴でござる。
ロボットモードへの変形工程には変化なく、初代コンボイ玩具を楽しめるでござる。
そう、コンボイの目はアニメ媒体等により水色のイメージが強まり、水色で塗られる場合があるでござるが、本品の場合は初代玩具と同じく黄色で塗装されているでござる。
一応、初代玩具のイメージを残そうとしているようでござる。
拙者的には、ミュージックレーベル版(CONVOY-speakers for iPod-、15750円)の頭部を使用してほしいところでござるが、やはりコンボイのイメージだと如何しても玩具イメージが強くなるので、仕方がないのでござるかな?
黄色の目の玩具が日本版コンボイであり、青い目はオプティマスプライムだと区別すべきでござるかな? (笑)
トランスフォーマークロニクルはトランスフォーマーの歴史を今風にリニューアルするのではなく、旧キャラクターと新キャラクターを比べることにより、トランスフォーマーの世界観知るものでござるから、名前の統一は無く当時の日本名と現在の日本名とで表記されているでござる。
シリーズの世界観ではなく、玩具展開の歴史観に重点をおいた展開は面白いと思うでござるが新規ファン入門用商品としては相応しくないでござろう? (笑)
そう、本品のキャラクター設定はG1コンボイそのもでござるから簡易な説明だけが記され、能力値などの設定は記されていないでござる。
キャラクターを知っている前提でのパッケージは、初心者には不親切なので考慮すべきだと思うのでござるよ!
しかしまあ、1983年にダイアクロン商品(カーロボット移動基地、バトルコンボイ、3800円)として最初の玩具が販売され、トランスフォーマーとして販売され続けて約30年・・・
変形ギミックは一部差し替え式だったり、可動箇所が少なかったりするでござるが、いまだに現役で販売できる商品と云うものは、改めて凄いと思うでござるよ。
故に専用コンテナ付で販売されなかったのは残念でござるが、代替え案による劇場版オプティマスプライムとの共演は面白いモノでござる。
なお、拙者の場合は本品購入を最優先にしおていた訳でもないので後回しにしていたでござるが無事購入できたでござる!
やはり、販売価格と嬉しくないセット内容は不評だったのでござろうか? (笑)
初の本物玩具コンボイで、手首の専用の収納機能が無かったり、首が回らない、足が持ち上がらない、背中がスッカスカと、今更に驚いてます。
銃の持ち方が変なのも・・・
初心者には厳しいのも実感しました。ローラー付きのコンテナがひっじょーに欲しくなったものの、現状入手可能なのはどれもお高い。よっぽどの事無いと購入は検討も出来ない状態。コンボイはダブるし、ジョイント違うからどっちかは保存ってのも出来ないというか遊びの幅が・・・
さて、マクドコンテナは分解して組み直す事でマクドモードになるようですが、底面のネジの一つがディテールによって再現されたダミーなのでお気をつけて。底面から留めてあるふりしてコンテナ内部から留めてありました。
自分は潰したというか削ったというか・・・やーっちまいました。