やあやあ今宵は、タカラトミーがやらかしてくれた、「トランスフォーマー ユナイテッド」版オートボット航空戦士、チョッパーマスター(EXP-01、ローラーマスターVSチョッパーマスター、4725円)の登場でござる!
本品は2010年度に海外で販売されたパワーコアコンバイナー・シリーズのオートボット戦士、サーチライト(サーチライトwithバックウィンド、日本未販売)の成型色変更品で、同じくディセプティコン兵士、アイスピック(アイスピックwithチェーンクロー、日本未販売)の成型色変更品であるローラーマスター(EXP-01、ローラーマスターVSチョッパーマスター、4725円)との対決セットで2012年9月に「トランスフォーマーユナイテッド」商品として国内販売されたでござる・・・
日本未販売商品を国内仕様にして正式に販売されるのは有難く、先行で販売された海外版とは異なるカラーリングでコレクション性を重視した結果は評価したいでござる。
ただ・・・ 本品の販売方法に関しては明らかに間違っていたりするでござる。
そもそも、本品は合体セットよりドローン4体を削除したことで販売価格を下げて購入しやすくした商品のはずなのに、日本販売では対決セットにした為に元々販売価格が高めに設定されていた商品が更に高くなり、商品価値と販売価格が釣り合わず購入しにくい商品に成ってしまったでござる。
拙者的には販売価格に合わせたスカスカのパッケージにせず、商品サイズに合わせたパッケージを用意した事は評価したいでござる。
本品のヴィークルモードは輸送用ヘリコプターでござるが、商品サイズがスカウトクラス並みの大きさなので、大雑把に造形され各部位も簡略化されているでござる。
一応、ローターは手動回転するものの、転がし走行用の車輪や専用武器パーツがないでござる。
しかし、本品には武器パーツの代わりにターゲットマスターのファイアバグが付属し、ウエポンモードに変形して武器となるでござる。
はっきり言って、ウエポンモードのターゲットマスターを取り付けるのにはイマイチ合わない大きさだったりするでござるが、なるほどファイアバグの変形したヴィークルモードでのウエポンモードは大型の灯光器のようにも見え、海外名であるサーチライトの名前はコレからきているのでござろうかと考えてしまうでござる?
なお、チョッパーマスターと海外版サーチライトの違いは、白い機体は共通でござるが、風貌ガラス部分の塗装とフィールドグレー部分の成型色が青だったりする違いでござる。
色的には海外版であるサーチライトの方が鮮やかな感じでござる。
ロボットモードへの変形は簡易でござるが、両腕の収納方法などが面白く、もっと大型サイズの商品で再現してもらいたいと思うでござるな。
両腕に装備されたローターは如何にもヘリコプター系トランスフォーマーらしく、小型・簡易商品ゆえにローターが折りたたまれいないのが気に成るでござるが、戦闘時にローターブレードを振り回す事を考えれば、使い道が難しい肩よりも無難でござろう? (笑)
なお、本品の説明書指示やパッケージ写真ではローターの取り付け位置が逆になっているでござるが、コレは変形工程で一旦ローターを外さないで変形させた時の定位置でござる。
故に、右側(前方)が4枚ローターで左側(後方)3枚ローターが正しいと思われるでござる。
まあ、左右の取り付けが逆である意味が有るのかもしれないでござるが、まあ普通に考えれば意味が無いでござるよな?
さて、チョッパーマスターの設定は、ジェットマスター(EX-02、ジェットマスター・プライムモード、6090円)の推薦でマスタークラスの一員になった戦士。
性格は、しばし、問題的な態度を見せるが、化学兵器の知識は天才レベルで、多彩な運用方法を見せつけてくれるそうでござる。
チョッパーマスターの能力値は体力(5)、知力(7)、速度(8)、耐久力(4)、地位(5)、勇気(4)、火力(7)、技能(9)で設定されているでござる。
お次が相棒のターゲットマスター・ファイアバグでござる!
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