「みんな、国民年金払ってる?」
さてさて、コレまで中途半端な女性トランスフォーマーを紹介してきたでござるが、今宵は完全に企画・設計を女性として商品化された、「BEAST MACHINES」のストライカ(日本未販売)の日本版である、2005年に販売された「ビーストウォーズ・リターンズ」仕様の、ビーコン軍団・タンクドローン指揮官、ビーコンストライカ(BR-13、ビーコンストライカ、1799円)の紹介でござる!
2000年に製作された「ビーストマシーンズ」は諸事情により、日本での展開は見送られ、2005年に、改めて「ビーストウォーズ・リターンズ」として日本公開されたでござる。
商品はトイザらスより店舗限定販売が行なわれたでござるが、全ての商品が販売されず、TVアニメに登場したキャラクターのみが選抜され販売されたでござる。 (残念)
しかし、後発販売である為に、各商品はTVアニメの劇中イメージに合わせるべく、カラーリングを変更して販売された為に、日本ではサッパリ売れなかった商品でも、海外ではプレミアが付いていたりするのでござる。 (笑)
まさに本品は、米国販売品と全く異なるカラーリングなのでござるな。
残念ながら拙者は、ビストマシーンズ版ストライカさんは未入手でござるが、最初に彼女を見たときには驚いたでござるよ。
コレまでの女性ロボのイメージを打ち壊してくれた、というか・・・新たな感動を貰ったというか・・・ 如何しても女性型ロボのイメージは、細身で軽量なスポーツカーとかバイクとか航空機をイメージしていたのでござるが、本品はどすこ~い!なイメージの6輪装甲車(タンクドローン)なのでござる。
どっしりとした安定感は、正に母性そのもの・・・
そう! セクシーで半裸で乳がデカイだけが女性ではないのでござるよ。
目が覚めた! 商業的には美人の方が良いのであるが、流石は米国でござる!
おばちゃん体型でも、商業デザインにしてしまうところは、日本人の感性には全くなく、好みが分かれるでござるが、称賛はしたいでござる。
さて、商品はスパーククリスタルを押す事により、砲身が交互に前後して射撃状態を再現しており、砲身はミサイルとして、押し出し式で発射可能でござる。 (オイオイ)
ビーストマシーンズのビーコン(ヴィーコン)軍団商品は生物的表現が取り入れられられており、コクピット(?)にあたる首が上下し、御丁寧に口(?)の開閉まで再現されているのでござる。
デザイン的には好みが分かれるでござるが、細かいコダワリ(?)には称賛するべきでござる。 いやはや、見た目で物事を判断するべき商品ではないでござる。
しかし! 第一印象は大事であり、買わなきゃ商品の魅力が伝わらないのは辛いところでござる。
そう・・・ ロボットモードのデザインがコレで「女性型ロボットだ!」と言われたら、事前知識の無い日本人にはどれだけの説得力があるのでござろうか?
特に昨今の日本では、美少女型の素体ロボにゴテゴテと武装等の外装パーツを取り付けたロボットが闊歩する時代であれば可也辛いでござる。 ・・・まあ、拙者も美少女型のロボットは嫌いじゃないのでござるが、集団で・・・否! それしか出てこない作品(シリーズ)は引いてしまうのでござるよ。 (男女平等!)
しかし、本品は1発目で万人受けしないデザインでござるが、「美人は3日で飽きるが、ブ〇は見ていて飽きない」の如く、なかなかに興味深いデザインなのでござる。
←写真は説明書の指示での首位置でござるが、何かバランスが悪く、劇中のイメージとも、少々異なるでござるが、→の写真のように、頭部カバーを倒して、首の位置をずらせば、横から見た時のバランスは良くなり、劇中イメージに近い様な気がするのでござる?
まあ、スパーククリスタルを押すギミックを考えれば、頭部カバーは倒さない方が押しやすい事も事実でござる。
さて・・・ 本品を女性らしからぬ体型と御嘆きの御仁も良くみてくだされ、豊満な胸に細い胴回り、細くて長い足!
両腕は、ビーコン軍団では珍しく、平手で5指を有しているのでござる。
しかも、その指は歴代トランスフォーマー商品で一番イロっぽい指先なのでござる。 (笑)
更に常識を疑う、細い足はストッパーの御蔭で、背面に重量が集中しつつも、自立する接地性をほこり、ニトロコンボイ(GC-10、ニトロコンボイ、2000円)よりも立たせやすいのでござる。
まあ、ボールジョイントゆえに個体差は有るのでござるが・・・
奇天烈なデザインなれど、6輪のタイヤ配置は、余剰パーツではなく、何らかの意味を持たせたデザインであることは評価したいでござるな。
そう・・・ 一見、女性に見辛いデザインでござるが、よ~く見てみると、女性の特徴的なパーツを、思いっきり抽象的なデザインで製作されているのでござる。
ヘタをすれば、女性人権団体からクレームが来そうなデザインなのでござるよ。 (笑)
まあ、美人ばかりを商品化して、「女性蔑視」 のレッテルを貼られるのを回避したのか?
と、思いたいのでござるが・・・ 美人って商品化していたのでござろうか?
美人の基準は人それぞれでござるからな~ (笑)
最近では、南海キャンディーズのしずちゃんは美人になってきてるでござるからな~
まあ、調度ストライカさんの相方であるオブシディアン(BR-14、ビーコンオブシディアン、1299円)は同じ様な対比でござるから、ストライカさんの平手は、オブシディアンに「なんでやねん!」「いいかげんいしなさ~い!」とツッコむ為のモノなのでござるな。 (笑)
しかし・・・ ストライカさんは、こんなデザインなので擬人化すればオバチャン体型と呼ばれるのかもしれないでござるが、細かいパーツを検証して擬人化すれば、長身で大柄・巨乳の髪の毛をアップしてオデコを出したアメリカンビューティな女性になるのではないでござろうか。 (笑)
玩具は持っていませんが(笑)
彼女のデザインは米国人でござるから、米国の標準的なアメリカンビューティーでない女性なのでござろう。 (笑)
米国人は「デブ専」も多いと聞くでござるから。 (笑)