地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

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言葉

2010年04月27日 | 読書
 


詩誌『ネビューラ』の壺阪さんの「言葉」をめぐる文章に感銘を受けた

 詩誌『ネビューラ』の最新号(12号)の「編集後記」の壺阪輝代さんの文章を読んでいて、何だか感動した。詩と言葉についての、深い思いが伝わってきた。失礼だが、引用させていただく。

 「必要があって、第一詩集から最新の詩集までを読み返す機会があった。えっ、これだけなの、というほろ苦さがよぎる。それと同時に、『言葉』の不思議さも味わった。第一詩集の作品の中の一行の言葉から、当時の自分の内面が瞬時に蘇ってくる。その言葉を使った理由までもが。
 詩の言葉は、作者そのものであると言われる。どんなに隠そうとしても、作者の感性がとらえたものが言葉に刻まれるからだ。そう思うと、詩は怖い。だが、おもしろい。
 詩集は、作者にとって心の履歴書である。そんな発見をさせてくれた、今年の春だ」。

 「作品の中の一行の言葉から、当時の自分の内面が瞬時に蘇ってくる。その言葉を使った理由までもが」、すごい「言葉」だ。感銘を受け、私の心に書き留めた。
 一方で私はと言えば、ブログに毎日その日の出来事や思いを書き綴っているが、それは「書き流している」という感じだ。ま、比較すること自体が無意味なのだが。

 ところでその壺阪輝代さんが、同じ「ネビューラ」同人の日笠芙美子さん、そして詩誌『ネビューラ』の表紙の絵を描いている尾崎博志さんと三人で、毎年開催している「現代詩画展」。今年(第6回)は、5月25日(火)~30日(日)までの間、ギャラリー夢想庵(岡山市北区天神町2-28)で開催される。
 壺坂さんと日笠さん、お二人の詩に、尾崎さんの画が添えられている。その素敵な空間に、少しだけ心が研ぎ澄まされたり、遊ばせたりすることができる。是非とも、一度身を置かれることをお薦めする。
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早割販売

2010年04月27日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


維新派・犬島公演「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」の早割販売開始

 昨日から、「瀬戸内国際芸術祭2010」の一企画として、維新派が岡山市犬島・野外特設会場で上演する舞台「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」の早割の販売が、昨日から開始された。早速私も、ネットでチケットをゲットした。ただし、友人に頼んでだが。
 維新派の犬島での公演は、今回の公演で二回目となる。今回はどんな舞台を魅せてくれるのか、とても楽しみにしている。維新派の場合には、上演する場所の雰囲気を生かしての舞台づくりがされており、前回公演の場合には主宰者の松本雄吉が約1ヶ月も犬島に住み込んでイメージを固めていく作業をされた。だからこそ、見るものを圧倒するようスケールの舞台が展開される。
 加えて、維新派のPR用のリーフレットは、いつもながら魅力的だ。しっかりと犬島現地で、その風景を入れて撮影してるのが嬉しい。それを見ているだけでも、早く公演が観たいとワクワクしてくる。
 なお、今回の犬島公演は、7月20日(火)~8月1日(日)の間開催される。是非とも、維新派の舞台を堪能して欲しいと思う。
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