「鬱金桜茶会」を目前に、ほぼ満開となっている吉備路文学館の鬱金桜
今日の山陽新聞夕刊に、「桜の回廊通り抜け 大阪造幣局で開幕」の見出しで、大阪造幣局の「通り抜け」が始まったことが報じられていた。
「大阪に春本番を告げる風物詩『桜の通り抜け』が14日、大阪市北区の造幣局で始まった。南門から北門まで354本の桜が立ち並ぶ約560㍍の“桜の回廊”を歩く催しで、1883年から第2次大戦中を除き続いている」とある。
この記事を読み、数年前にこの「通り抜け」を歩いたことを思い出した。とても多い人出と、満開の桜の美しさを記憶している。
そんなことを思いながら、今日は吉備路文学館の鬱金桜を魅せてもらった。ほぼ満開もう8割位は咲いており、とても美しく見事だった。ただ一方では、館前のご自慢の皐月は、まだ蕾で、まさにこれからという感じだった。
鬱金桜(ウコンザクラ)は、ネットで調べると「4月中旬に開花するバラ科サクラ属オオシマザクラ系サトザクラの園芸品種で、ウコン色(鬱金色)と呼ばれる淡黄緑色をした八重咲きの花を咲かせるサクラの一種です」と書かれている。
吉備路文学館では、今週の土曜日・17日の「鬱金桜茶会」(10時~15時)は、まさに満開の鬱金桜の下で開催されることだろう。なお、「鬱金桜野点茶席券と文学館入館券セット」は、600円で販売されている。
それにしても、桜は美しい。全国の桜の名所を訪ねて歩く日がもてればと思っているのだが。それは夢見ることだけで、終わりそうなのだが。