池田家の菩提寺・曹源寺にて、五代目池田治政像の写真を撮らせていただいた
私も参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」の10周年記念事業として出版を計画している『おかやまの歌舞伎 ~備中宮内芝居を中心に』(仮題)に使用するため、御後園(=後楽園)にて歌舞伎を最初に観た五代目池田治政公の像の写真を撮らせていただくため、曹源寺に執筆者のA先生とご一緒に行かせていただいた。
曹源寺は池田家の菩提寺で、「岡山藩第2代藩主・池田綱政が、高祖父の信輝と父・光政の菩提を弔い、また自らの冥福を祈るために、江戸時代中期の元禄11年(1698)に創建した、西日本屈指の臨済宗(禅宗)の大寺である」とのことだ。
この曹源寺は、修行僧は近年全て海外からの人のみだそうで、今日行ってもたくさんの外国人に出会った。また今日は、ある会社の新人社員研修が実施されており、15名の男女がテキパキと掃除などをしていた。私も新入職員当時、この曹源寺で研修で座禅をしたことなどを思いだした。
さて、とても広い仏殿(本堂)に、第2代藩主・池田綱政公を始め、ずらりと藩主の像が並んでいる。A先生の原稿に添える写真としては、5代治政公、6代斉政公、7代斉敏公と三人の藩主のお写真を撮らせていただいた。
それにしても、園庭などをゆっくり散策をする時間がなく、少しだけ寂しい思いで曹源寺を後にした。またの機会だ。