佐々木常夫著『ビッグツリー』を読んだ、家族も仕事もあきらめない姿勢を学んだ
最近読んだ本の一冊に、佐々木常夫著『完全版 ビッグツリー』(WAVE出版刊)がある。この本の副題は、「自閉症児の子、うつ病の妻を守り抜いて」とあり、それに惹かれて読んだ。
「長男は自閉症、妻は肝硬変のため何度も入退院を繰り返し、うつ病も発症。入退院は40回を超える。そんな中で、育児、家事、看病をこなさなくてはならない過酷な日々を余儀なくされても、仕事への情熱は衰えず、大阪・東京と6度の転勤。破綻した会社をさまざまな事業改革に全力で取り組み、2001年東レ同期でトップ(事務系)で取締役となり、2003年東レ経営研究所社長(現特別顧問)」と著書の扉に書かれている。
この本は仕事を抱えながら、うつ病などで入退院を繰り返すパートナーと自閉症児の子どもたちの為に頑張る姿が中心であろうと考えて読み進んだ。しかし、この本の出版社の狙いだろうか、「さまざまな出来事が起こり、子育て、家事、そして看病などに追われながらも、仕事への情熱を捨てずに、時間を効率的に使い、ワーク・ライフ・バランスを実現した究極の仕事術」(講演会チラシより)が描かれていた。それ故であろう、私が少しだけ違和感を感じた「同期でトップ(事務系)で取締役」などと、その職歴が書かれたのであろうと理解もした。私的には、もう少し家族との関係が描かれることを望んだのだが。
ところで、その『ビッグツリー』の著者佐々木常夫さんの講演会(演題「決してあきらめない ~家族も仕事も、そして幸せになることも~」)が、6月23日(土)に市民文化ホールを会場に、「岡山市さんかくウイーク」の行事の一つとして開催される。
三根梓主演の映画「シグナル 月曜日のルカ」、MOVIX倉敷では上映される
昨日の5月25日は、「主婦の日」だったそうだ。いろんな記念日がある。それを書くだけでも、ブログが毎日更新できそうだ。因みに、5月23日は5「キスの日」だったようだ。
ところで、私が映画を観るのは、TOHOシネマズ岡南とシネマクレールがほとんどで、時に岡山メルパも利用する。従ってこの三館のHPはお気に入りに入れておいて、見たい作品をいつ観に行くか決めている。
さて、最近みたいなと思ったのは、三根梓の主演する「シグナル 月曜日のルカ」(6月9日公開)だ。新聞を読んでいて、この映画を知った。早速TOHOシネマズのHPで「公開予定作品」を調べると、ナント全国で上映館は長野・上田市のみだった。えぇ-、という感じだった。「日本映画は製作されても公開されない作品が多い」と聞いているので、この映画もその一本かと思った。ただ念のためにと、MOVIX倉敷を調べてみた。すると、ナント、全国の映画館で上映されるようになっていた。
ずいぶんと以前には五社協定などがあり、それぞれに系列の映画館があった。東映、日活、松竹、東宝、大映と各々の上映館があった。映画が全盛期の頃で、その頃には「二番館」(歌舞伎座とか)「三番館」(名画座とか)などと言われる映画館もあった。昨今はシネコンが全盛となっており、大手どころか独立プロのような作品も上映している。
そんな中で、今回の三根梓主演の映画「シグナル 月曜日のルカ」の上映のあり方には少しだけ驚いた。東宝系のTOHOシネマズと松竹系のMOVIXとあるが、同じシネコンでも上映する映画が異なる。そこが上映作品を選ぶ目なのだろうという思いもないではないが。
たくさん製作される日本映画の中で、「お蔵入り」と言われる上映されない映画や全国のほんのわずかしか上映されない映画も少なくないと聞く。しかし、それは何とも切ない。「総合芸術」と言われるように映画づくりは、とてもたくさんの方々が製作に参加することで完成する。それだけに、苦労して完成した作品が上映されないのは、他人事ながら辛い。日本の大切な文化である映画を次の世代に引き継いでいく上でも、何とかならないのかと思う。
ともあれ、倉敷は運転の下手な私では、行くのは無理かと思ったりもしている。悩ましい。それにしても「月曜日のルカ」の題名を聞いて、1964年に中平康監督、加賀まりこ主演で製作された「月曜日のユカ」を思い出した。この映画の加賀まりこは可愛かった。今回の三根梓はどうだろうか。やはり観てみたいと思うのだが・・・。うむぅー。
夏から年末への松たか子の露出はすごいことになりそう、無理しないで欲しい
松たか子を話題として久しく取り上げないと、それだけで少しだけいらいらしてくる。部屋に飾っているパネルの笑顔に癒やされるものの、やはり映画や舞台で輝く松たか子を見ていたいと思う。その松たか子だが、今年の夏以降のスケジュールはタイトであり、身体は大丈夫かと心配する。少し並べてみる。
*ミュージカル「ラ・マンチャの男」 …5月・博多座、8月・東京・帝国劇場
*西川美和監督作品・映画「夢売るふたり」 …9月8日(土)から全国公開
*ミュージカル「ジェーン・エア」(再演) …10月・日生劇場、11月・博多座
*舞台「音のない世界で」 …12月23日~1月20日・新国立劇場
これだけの舞台出演が続くのは、松たか子としては初めての経験だと思う。これらの舞台や映画の公開を前には、PRを兼ねての様々な番組などへの出演もたくさんあろうから、体力が持つのだろうかと心配する。
そうした中で、私は「ラ・マンチャの男」と「ジェーン・エア」は既に観ているので、今回興味があるのは新国立の「音のない世界で」だ。演出が長塚圭史、音楽・近藤良平で二人とも出演する。 これまでにない舞台になりそうな予感がする。
この舞台は、新国立劇場のHPによると、「多彩な人材を結集し、出演者が1年ほど時間をかけてワークショップや話し合いを積み重ね、演劇、ダンス、音楽を軸に作品を創り上げる。12月、クリスマス前に開幕し、多くの子どもたちに、そして、彼らの親や大人たちと幅広い客層の方々に直接体験してほしい作品だ」とある。
こうしたPR文を読むだけで、何だか観たくなる。ホント、もう松たか子の舞台を観るための上京は我慢しようと思っているのに、心が揺れる。私は心が弱いのだろうか。
ともあれ、松たか子には今後とも健康で舞台や映画、そしてコンサートと大活躍し、私を魅了して欲しいと願う。
11月に橋之助&孝太郎で「松竹備前おかやま大歌舞伎」を開催、乞うご期待!
今日は、私も参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」の事務局会議に参加した。議題は、今年の11月24日(土)に中村橋之助&片岡孝太郎が出演する「松竹備前おかやま大歌舞伎」公演の開催概要を固めることだった。議論の結果、チケットについては今回の公演でも「優先予約方式」で販売とすることとし、その受け付け期間などを決定した。今後さらに議論をして、近日中には発表する予定であり、乞う楽しみだ。是非とも、歌舞伎を楽しんで欲しい。
「松竹備前おかやま大歌舞伎」公演概要(案)
*日 時 2012年11月24日(土)14時~ (一回公演)
*会 場 岡山市民会館大ホール
*演 目 *歌舞伎の見方(解説)
*歌舞伎「弁慶 上使の段」(中村橋之助、片岡孝太郎 他)
*歌舞伎舞踊「手習子」(中村児太郎)
*観劇料 S席6000円(当日券・7000円)
A席5000円(当日券・6000円、二階通路より上の席)
B席 2000円(三階席) 座席は全席指定
*主 催 おかやま・歌舞伎・観る会/山陽新聞社/岡山市文化振興事業
*チケット販売 優先予約方式での販売
受付期間;7月17日(月)~8月20日(月) 消印有効
(座席は、締め切り後抽選にて決定)
▼優先予約で売れ残った場合のみチケット販売
チケットの事務局&プレイガイドで販売;9月18日(火)~
取り扱いプレイガイド;ぎんざや、山陽新聞チケットセンター、インディスク(倉敷)
この「松竹備前おかやま大歌舞伎」公演は、「日本の伝統芸能である歌舞伎を、地元岡山で観劇しやすい料金で観たい」との願いを持つ人たちでつくる「おかやま・歌舞伎・観る会」が主催して開催する。どこからの援助もなく、全てボランティアでの公演であり、是非ともみなさんが参加することで支えて欲しいと願う。それが、今後とも継続して地元岡山で歌舞伎公演を継続して開催できる道だからだ。今から日程をチェックし、優先予約の段階で申し込んで欲しい。心からのお願いだ。
今日は西大寺公民館へ行った。「パソコンを学びたい人がパソコンの勉強を続けている場所」である「パソ遊ルーム」に、教えをこうためだ。
この「パソ遊ルーム」では、質問を受け付けており、私のブログの先生がいらっしゃるからだ。早速に、ていねいに教えていただけた。この「パソ遊ルーム」はとても素敵で、優しく温かい雰囲気に包まれていた。みなさんも気軽に相談に訪れては如何。
ところで、今日はカメラを忘れたので、携帯からアップする。
あさのあつこ著『一年四組の窓から』を読んで、少しだけ心の窓を開放した
どうにもタイトな日程の日々が続いている。夜は本を拡げるだけで、もううつらうつらの日々だ。そんな中で、公民館から借りた本がたまりにたまっている。その上、県立図書館からも借りていて、首が回らない状態だ。悩ましい。
それでもいく冊かの本は読んでいる。そんな中の一冊である、あさのあつこ著『一年四組の窓から』(光文社刊)の読んだ感想を、今朝は書いておくこととする。
あさのあつこは、私が今最も期待する作家の一人だ。是非とも、直木賞を受賞して欲しいと願っている。ただ、私的にはあさのさんが書くヤングアダルトの分野の作品に惹かれたりもする。大ベストセラー『バッテリー』もそうだが、最近読んだ『一年四組の窓から』も、そんな作品だ。
「つまらないことを考えるヒマがあったら、ちゃんと将来をみすえろ。過去をなつかしむより、未来を展望するんだ」、「人は幾つになっても変わる、変われるものなんだ」、私の心に届くステキなフレーズが続く。
そんなあさのあつこの作品とともに、津村記久子著『とにかくうちに帰ります』(新潮社刊)も読んだ。この作家は働いている女性の姿や職場を描かせたら抜群だ。いつ読んでも、頷きながら読んでいる。
二日続けて畠瀬本店に行った、昨日はランチそして今日は白玉ぜんざいを楽しんだ
今日は法人の決算監査の日。さすがに決算監査は緊張する。監査終了後幹事団会議を開催することもあり、その準備も必要だ。そんなこともあり、今朝は7月30分頃にはもう出勤した。朝9時から監査を始めたこともあり、13時過ぎには全てが終了した。
緊張もあり少しだけ疲れて、甘いものが欲しくなった。どこしようか考えて、昨日ランチに行ったばかりだが畠瀬本店とした。昨日のランチは、プレートのお野菜が食べたくなり、久しぶりに日替わりの「鶏と大豆のハンバーグ」とした。そんな畠瀬本店のカフェタイムは14時からなので、残っていた仕事を少しだけしてから行った。
店主さんがいらっしゃって、「甘いものを」とお願いした。待つことしばし、ご年配に二人連れのお客さんと同じ、白玉ぜんざいを出していただいた。これが餡がしつこくなく、何とも美味しかった。
私のお気に入りの京都・出町ふたばの「豆餅」について、その美味しさの魅力を「あんもお塩も、すべてがでしゃばらない」と言われているが、「白玉ぜんざい」もベストミックスだった。感動の美味しさだ。
静かなお店で、美味しい白玉ぜんざいとコーヒーを楽しんで、今日の疲れを取り除いた。そんなゆっくりと過ごせるお店があることを嬉しく思う。
写真家・難波由城雄さんの講演会と写真教室の開催にOKをいただいた
昨日は後楽園の写真で有名な写真家・難波由城雄さんとお話しする時間をいただいた。用件は、難波先生が今山陽新聞夕刊に連載中の「竜のすむ聖地 龍ノ口山」(詩人・なんばみちこさんの詩とのコラボ)の写真を使っての講演と現地・龍ノ口山での写真教室の開催のお願いだ。
このアポイントメントを取るために、過日携帯にお電話させていただいた。すると、ナント、先生の写真展のためにオランダに行かれていていて、今帰国して成田空港にいるとのことだった。とんでもない時にお電話したと、少しだけ申し訳ない気持ちにもなった。
そして今日は、オランダで開催されたその写真展「後楽園 写真家難波由城雄が見た」のお話を聞かせていただいた。またそのレセプションで、開催市の市長さんからサプライズでプレゼントされた手作りの「写真展の写真集」を魅せていただいた。難波先生の写真も素晴らしかったが、手作業での本づくりの作業にも魅せられた。
さて、難波先生の講演会&写真教室であるが、まだ日程的に先生の了解をいただいた段階なので、いささかフライングだが嬉しさのあまり書かせていただく。
難波由城雄先生から日程を空けていただいたのは、「『竜のすむ聖地 龍ノ口山』に魅せられて 写真とトーク」(仮題)が10月30日(火)。会場は未定であり、後日お知らせする。また「『竜のすむ聖地 龍ノ口山』を撮ろう 難波由城雄写真教室」(仮題)は11月6日(火)。いずれも午前中の開催で、どちらも予定であるのだが。
ところで、私は以前に後楽園で開催した難波先生の写真教室に参加させていただいて、そのていねいなご指導ぶりに感動した記憶がある。今回もたくさんのステキな示唆をいただけると、今からワクワクしている。みなさんも日程に書き込んでいて、参加されては如何。
子どもたちのために原点に立ち戻って頑張る、市子どもセンター総会に参加した
このブログで報告しようと思って遅れているものがいくつかあるが、今日アップする去る19日に開催された「岡山市子どもセンター第12年度総会」もその一つだ。私は監事のお役をいただいていており、監査報告もあり参加した。
組織にとって総会は、一年に一度その活動を振り返るとともに、今後の方向・方針を確立し新たな前進を開始するために思いを一つにするとても大切な会だ。「市子どもセンター」の場合には、各地域の子ども劇場が表決権を持つ形での総会だ。
この日、一年間の多彩で豊かな活動がパワーポイントも使って詳しく報告された。舞台芸術鑑賞を中心にして、子どもの体験づくりを大切にして、常設のプレーバークを子どもの森に常設(選任のプレーリーダー常駐)している。また、各地域の公民館と連携した「夏休みフリー塾」や「キッズフェスティバル」等を開催している。実に活き活きと子どもを主人公として豊かな育ちを保障するための活動の模様が、写真や報告を通じて伝わってくる。
だから、総会でも参加者から「忙しい中、『子どもたちのために』の原点に立ち戻って頑張りたい」「『子どものためにいいことをしている』と確信している。主人もいい活動だねと言ってくれている。もっとたくさんの人たちに知ってもらえたらいいよね」等の発言が相次いだ。
私は、岡山市の子ども育ちのシーンで、「岡山市子どもセンター」の存在の大きさを実感している。「子どもセンターがなかったら」と思うと、ぞっとすることすらある。そんな「岡山市子どもセンター」を、みなさんの手で大きく育てて欲しいと願う。そのためにも、子どもさん(お孫さん)とご一緒に、一度子ども劇場を鑑賞してみて欲しいと願う。
過日の総会で、もう一年監事として再選された。微力ではあるがたくさんのことを学ばせていただきつつ、ご一緒に頑張って見ようと思っている。
一昨日の家庭医の定期診察、血液検査の結果は「かわりなし」で一安心だ
昨日のテレビは終日、スカイツリーの開業だった。お天気には恵まれなかったようだが、たくさんの人たちが楽しまれている光景がテレビに映し出されていた。今朝の新聞も一面には、スカイツリーの写真がある。(写真はネットから借用した)
私は工事中のスカイツリーは楽しんだ。これだけ騒がれるとミーハーとしては一度は昇ってみたいと思うが、高所恐怖症故どうなりますか、だ。もし松たか子の舞台を観に行くことともなれば、行ってみたいとは思うものの、まだ松たか子を我慢する決断もしかねている。優柔不断と我ながら呆れてもいるのだが。
健康でいないと、松たか子の舞台も観られないしスカイツリーにも行けない。その健康だが、一昨日は定期の診察日だった。岡山大学病院で我が難病である「原発性アルドステロン症」の管理をしていただいており、そのお薬などは家庭医で血圧その他を含めて管理をしていただいている。
一昨日はその家庭医(わかくさ診療所)の定期診察日で、血液検査・尿検査などもしていただいた。結果は問題のカリウムがこれまで最高の3.8と正常値の範囲内となり、極めていい数字となっていた。悪い時には、2.8くらいの時もあった。
そしてγ-GTPも65で正常値(~50)よりも高いものの、以前は150台くらいだったのが、近年では最低となった。先生によると、「お野菜を食べているのが、じわりと効果を発揮してきているのでは」との言葉に、お野菜づくりの応援をしていただいた気持ちだ。嬉しくなった。
ともあれ、毎月の病院での血液検査を中心とした定期診察、「かわりなし」が何より嬉しいプレゼントだ。