最高裁平成27年9月15日第3小法廷判決
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=85318
【裁判要旨】
「過払金が発生している継続的な金銭消費貸借取引の当事者間で成立した調停であって,借主の貸金業者に対する残債務の存在を認める旨の確認条項及びいわゆる清算条項を含むものが公序良俗に反するものとはいえないとされた事例」
上記判決は,特定調停における,いわゆる「清算条項」は公序良俗に反するものではないとしつつ,その内容には「過払い金返還に係る債権債務」は含まれていないので,債務者は,過払い金返還請求権を行使することができるとするものである。
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=85318
【裁判要旨】
「過払金が発生している継続的な金銭消費貸借取引の当事者間で成立した調停であって,借主の貸金業者に対する残債務の存在を認める旨の確認条項及びいわゆる清算条項を含むものが公序良俗に反するものとはいえないとされた事例」
上記判決は,特定調停における,いわゆる「清算条項」は公序良俗に反するものではないとしつつ,その内容には「過払い金返還に係る債権債務」は含まれていないので,債務者は,過払い金返還請求権を行使することができるとするものである。