前回の「付加価値率を見よう」の追補
付加価値率を見て頂くうえで、ご留意頂きたい点を挙げておきます。
① 付加価値の内容は、統計資料によってかなり違います。同業平均などと比較する場合は必ずその統計資料の「付加価値の定義(内容)」を確認して比較して下さい。
② 付加価値率は産業別、業種別、企業別など業態、仕事の態様によって大きく違います。従って、「法人企業統計」や「中小企業の経営指標」などの数字と自社の数字を比較する場合は業種、業態、(付加価値の定義はもちろん)を出来るだけ合わせてご検討ください。
③ 現実には企業の態様は千差万別ですから、同業(同規模)他社との比較には限界があります。あくまでも参考資料です。但し「なぜ違うか」の分析は役に立つでしょう。
④ 大事なのは、自社の数字の時系列分析です。この5年間にどう変化したか、何が原因で上がり、何が原因で下がったのか、この分析が将来目標の設定に有効です。
⑤ 今後の目標設定に当たっては、過去の実績を踏まえて、日本経済の現状を勘案、意欲的に設定する時期ではないでしょうか。。
⑥ 為替レート、取引条件(仕入販売の価格変化)、製品(商品)構成は付加価値率に直接影響します。もちろん本命は、技術革新、魅力的な新製品(サービス)の開発です。
日本経済再活性化の中で、是非一層の高付加価値化(付加価値率の向上)を進めて頂きたいと思っています。
付加価値率を見て頂くうえで、ご留意頂きたい点を挙げておきます。
① 付加価値の内容は、統計資料によってかなり違います。同業平均などと比較する場合は必ずその統計資料の「付加価値の定義(内容)」を確認して比較して下さい。
② 付加価値率は産業別、業種別、企業別など業態、仕事の態様によって大きく違います。従って、「法人企業統計」や「中小企業の経営指標」などの数字と自社の数字を比較する場合は業種、業態、(付加価値の定義はもちろん)を出来るだけ合わせてご検討ください。
③ 現実には企業の態様は千差万別ですから、同業(同規模)他社との比較には限界があります。あくまでも参考資料です。但し「なぜ違うか」の分析は役に立つでしょう。
④ 大事なのは、自社の数字の時系列分析です。この5年間にどう変化したか、何が原因で上がり、何が原因で下がったのか、この分析が将来目標の設定に有効です。
⑤ 今後の目標設定に当たっては、過去の実績を踏まえて、日本経済の現状を勘案、意欲的に設定する時期ではないでしょうか。。
⑥ 為替レート、取引条件(仕入販売の価格変化)、製品(商品)構成は付加価値率に直接影響します。もちろん本命は、技術革新、魅力的な新製品(サービス)の開発です。
日本経済再活性化の中で、是非一層の高付加価値化(付加価値率の向上)を進めて頂きたいと思っています。