tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

コロナを2類から5類に:出来ればいいけれど

2022年07月21日 17時32分03秒 | 新型コロナ
コロナ新規感染が15万人を越えました。まだ増えるのでしょう。(今日は東京だけで3万人予想)

政府は、行動制限はしないと言っています。それがどういう意味かの説明はありません。

蔓延防止とか緊急事態宣言をした方がいいという意見もあります。その方が皆さんは行動を抑制し、感染は減るでしょうと考えれば当然です。
しかし、夏休みで、今年は久しぶりに夏休みをエンジョイしたい人は多いので、此処で親切心を起こし、行動制限をかけたら政府の評判は大きく落ちる恐れも有り得るでしょう。

諸外国も制限を外す傾向が一般的です。これまでは日本はかなり厳格でしたが、それはやめるという事でしょう。経済活動にはその方がいいでしょう。

今迄のように緊急事態を宣言して「何月何日まで」などと腰だめの期限を切るよりもよほど正直かもしれません。

そんなこんなで政府が「行動制限はしない」という事の意味を忖度しますと、コロナと経済活動のジレンマにはお手上げ、日本は国民に任せても諸外国より賢明に対応する、此処は、行動制限なしとして多くの人に喜んでもらった方が、政府が下手な世話を焼くより批判は少ないだろう。感染が増えても、それは自己責任という事にして貰おう、ですか?。

という事で、政府は、ワクチン接種を積極的に呼びかけるに止めるという事になったのでしょう。

結局この夏は、総て自己責任です。我が家も、何年振りかで計画し、みんなも心待ちにしていた家族の集まりはキャンセルにすることにしました。

何でも政府が決める「決める政治」も、国民がそれぞれに決めるべきことは国民が決めればいいという事になっていくのも社会の進歩でしょう。

そうした中で、専門家という人たちがいて、政府もその人たちの意見を聞いたりしているのですが、専門家の中から、「そのうちに、コロナもインフルエンザ並みの5類にするよう検討の必要があるのではないか」という意見があったようです。

専門家の発言ですから「こういう条件が整えば5類に出来るのではないか」といってくれないと役に立たないと思うのですが、それはないようです。
専門家ですから本人たちはそれなりの根拠を持っているのでしょうが、予言者のような発言では、我々には不安感を与えるだけです。

インフルエンザに一度罹りました。ワクチンは打ちません。かかりつけのクリニックに行ったら「やられましたね」という事で「タミフル」を処方してくれました。
「お大事に」と言われて「2階から飛び降りないように注意します」と言ったら「あれは子供だけです」と真面目に返されて困りました。

今、コロナの治療薬は数種類許可になっているようです。塩野義の開発薬の緊急承認は「ダメ」だったようですが、許可になっている薬も政府管理で、かかりつけ医ですぐ処方とはいかないようです。何日も待たされたらたまりません。

「その内こうなります」とか「こう出来る(なる)」と言うのも期待が持てていいのですが、この辺りは政府、専門研究機関や専門家にもっぱら属する問題です。

困難な時には、政府や権威のある機関や人たちは、もう少し、「ど素人」の「一般庶民」のために仕事している意識を持って頂けると有難い気がします。

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