映画から帰って 朝の新聞を読み直していたら、日経の『熱風の日本史』、関東大震災 人間性の焦土 でした。
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO70757200T00C14A5TZ1000/
関東大震災の後、ゆえなく朝鮮人や社会主義者が殺されたことが載っています。
「朝鮮での独立運動の高まりに対し、日本の新聞は『不逞鮮人』『陰謀』などの言葉を使い、国民の恐怖と憎しみを煽った。日韓併合後の土地政策により耕作地を奪われた朝鮮の零細農民が労働者として日本に流入するようになる。震災発生時、日本には8万人以上の朝鮮人がいたと言われている…国民には植民地支配に対する罪悪感と、報道による『怖い朝鮮人』というイメージ、復讐されるのではないかという恐怖心があった。国家の過剰反応は民衆の恐怖を増幅させるとともに、朝鮮人襲撃の『口実』と『お墨付き』を与えることになる。」
いわゆる「拉致」問題を始め、「アメリカを狙う朝鮮のミサイルが日本上空を飛んでいくのを黙って見ていていいのか」(地球は丸い、なんで朝鮮半島からアメリカへ飛ぶものがわざわざ横道へそれて日本の上を飛ぶのか…地球儀を見てみれば子供でも分かること)、ザイトクカイ などなど いま、この国は 安倍さんを先頭に同じことを繰り返している この記事は 今のことを書いているのではないか…とも思ってしまう。
記事の最後は
「事実を事実として正視しない人間に誇りはない。過去を正視することを自虐として否定することは、現在の自分や国家やみ姻族にまだ自信がもてない人たちの卑屈な態度である。そしてそれは秘境にも子孫の方に重い負担を追わしめるものである(山岸秀『関東大震災と朝鮮人虐殺』)」
という文を引用して終わっている。
心しないといけん…と改めて思ったんです。
3人目の孫娘のこの笑顔が潰れんように、しっかりと声を出して生きなあかんと思うとんです。
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