降って来るもの

写真と散文とぽえむ

自彊伝Ⅶ-凪に-

2021-02-05 20:38:40 | 詩23 鄙の

自彊伝Ⅶ-凪に-

 

自然の中に蕩けてゆくと

耳を純潔に澄ますと

心を凪に揺蕩わせると

とき偶にだけれど

眸を全開にする不思議に遭遇する

まるで僕の佇まいを

見極めた後の仕種のように・・

 

そういう小さな奇蹟に

出合いたいと思えば

やっぱり

身も心も全部を錬磨し

風景の一つのように

自然体の己に仕立て上げるしかない

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サンスベリア

2021-02-05 14:21:31 | 

 もうだいぶ前に、う~ん、”光陰矢の如し”だから、正確な時間経過は闇の中だけど、朧気な記憶では確か5年ぐらいは経ったでしょうか?

 直径10cm足らずのプラスチック容器に植えられた此の観葉植物「サンスベリア」は。途中で転居などのてんやわんやが織り込まれてすっかり失念。ほったらかしにしていたのだが、暑い日も寒い日も歯を食いしばって耐え忍び、それでも子孫を残さんと新芽を延ばしているのを偶然に発見。

 俄かに愛おしさが込み上げてきたので、改めて直径20cmの素焼きの化粧鉢に植え替えたのだ。”観葉植物の土”をいれ、”観葉植物の肥料”を施し、その日以後は、済まなかったとカーテン越しの日差しがたっぷりと注ぐ“出窓”に置いて管理していた。

 そのサンスベリアが正月の下旬に花の蕾を付けた2本の花茎を伸ばし始めたのだ。まるで厚遇に答える証のように。5年もの忍耐を肥やしに花を咲かせるべく気概を溢溢と発揮して、それはdondon成長し、それに合わせて小さな楽しみも大きなwakuwakuへと変化する。

 そうして、春が立つ季節の変わり目を言祝ぐように、翌日、つまり2月4日の夜に花が咲いた

 純白で清楚な曼珠沙華のような花弁を持った花が、南天の花の付きようのように密生して咲いた。矢も楯もたまらず、その繊細さを撮りたいとclose-upレンズを装着し、シーリングライトの明るさを頼りに撮った

 思い通りに撮れなければ、明日の昼間にゆっくりと・・と目論んでいたのだが、今朝気づいたら何と”一夜花”のようなのだ。「花は夜開く」の儚さを纏っていたのだ。朝の光が射しこめば、初心な乙女の如く恥じらいを知って閉じてしまうらしいのだ。

 幸い、もう一本の花茎にも沢山の蕾が付いているので、今夜、満を持してもう一度撮影に挑もうと、並々ならぬ決意を固めているところだ

今夜花咲くかな?

右側の茎の花が咲いた

繊細無垢!!

残念ながらピンボケ・・

因みに同じ”サンスベリア”の別の種類の鉢が在る。此れも何時か花を‥と期待。

ああ、夜が待ち遠しい!!

        02/05 3:00pm まんぼ

 

 

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自彊伝Ⅱ-禁門の扉-

2021-02-05 07:44:31 | 詩23 鄙の

自彊伝Ⅱ-禁門の扉-

 

秘密の愉しみが,一つぐらい有ってもいい

人生は,他人との関わり合いでしか

紡いでゆけないけれど

胸奥の隠れ部屋に,内緒の喜悦が

一つぐらい存在しても

誰かの迷惑になることも無い

 

疲れ切ったり,無情に晒されたり,

淋しさに居た堪れなくなったら

僕は僕の,禁門の扉を開く

それは

inochiを繋ぐkokoroの智慧

 

 

自彊伝Ⅲ-有無の一灯-

 

生きてきた道順を重ねることは

夢の又夢だけれど

辿ってきた道程を,平衡に保つことはできる

そうして,その道行の途次に

必要なときに,必要なだけの

最小限の交差はできる

長い長い旅程の間に

その結ぼれは

珠玉のように煌いて,見え隠れし

望めば,来し方の暗闇を

束の間照らし出す有無の一灯になる

 

自彊伝Ⅳ-攪乱を-

 

頭の内の混乱を自浄するために,歩き始める

伝播する微かな震動が

少しずつ,その攪乱を鎮めてゆく

 当たり前だが

重いものは沈み,軽いものは浮き

極小のものは,中空に舞う

 身の裡の由なし事を

そんな風に篩にかけ

河原の砂金のように

僕に有価の塊りを,拾ってゆく

 それは多分

距離の長短と云う訳でもなく

足圧の刺激の強弱でもなく

遅速の加減でもなさそうだけれど

 ともかく

僕は胸に,もう一つの企てを秘めて

朝に夕に

移ろいの風景に出で立つのだ

 

自彊伝Ⅴ-刹那の流星-

 

久遠の時間の移ろいの中で

僕らは絶えず

瞬時の選択と決断を下しながら

夫々のイノチの設計図を描き

各々の人生地図に

辿ってきた足跡を記入してゆく

 その一片の書き物が

 僕らが残せる唯一の生きた証文

けれど

それは一人一枚一回限りの限定品で

その秘伝を相伝する術はない

 それ故

 粛然と,毅然と,決然と

 inochiの軌跡を残すしかない

それが,若しかして

継承者の誰かの眸に,刹那の流星に映るまで

 

 

自彊伝Ⅵ-シナリオ-

 

双子座流星群のように

夜明け前の漆黒を

瞬時に,横切るkotoba群が在る

双子座の僕は

その言語流星群の刺激で

中枢システムが作動し

大小様々,虚実混在,夢現吐露,

天地人海が舞台のscenario writerに成る

 

 

とっても好い,とっても良い,

そんな予感を分けてくれる

夜明け前のブルーfantasy

予報は快

空気は引き締まって,背筋をピンと伸ばしてくれる

見上げる淡青の空に

入り残るハーフmoonが・・

夢の続きの夜明け前デス

              02/05 07:44 万甫

 

 

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