降って来るもの

写真と散文とぽえむ

特化の是非

2021-02-28 21:55:24 | 詩23 鄙の

     特化の是非

 

ブログを

ポエム集に特化してみたら・・の是非の

攪乱に行き当る度に

頭骨内を混沌がguruguruと過る

 けれど

僕が載せた画像を

楽しみにしてくれる友も居るし

レンズを向ける無我の領域は格別だし

 何より

コメントを貰う確率は

ポエムの国には殆どないし

 それはやっぱり

張り合いが薄いし

ああでもないこうでもないの堂々巡りの間に

 僕の思惟は

本体から幽体離脱する

何時もの事に・・

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満月~snow moon~

2021-02-28 14:21:24 | 

 こんにちは!! 午前八時の気温5℃。空は全面のグレーで、ウオークする僕を取り巻く風は、彼方此方から調達して一纏めにしたような二月大晦日の冬そのものの寒さ。

 それでも5000歩を熟す終盤に成ると、一気にその寒気が抜けたような風の肌触りに。お昼を過ぎると、一色だった灰色の空を掻き分け、押しのけてブルーが顔を出してきましたときどき

 夕べブログ巡りをしていると、誰かがアメリカでは二月の満月を「スノーmoon」と呼ぶと、写真入りでUPされていて、急いで撮りに行ったのが此れ

薄曇りで、普通サイズで写すと帽子を被った満月が・・。少しずつUPしてゆく

ピントを合わせると

月の火影が

満月デス

 

     還俗記Ⅶ-喪失-

 

もう二度と味わうことのない

もう再び経験することのない

もう一度達成することのない

そう云う事項の一つ一つが

過去帳に箇条書きされてゆく月日

 全力疾走は出来ない

 オーバースローでは投げられない

 徹夜で牌など積もれない

 全身を震わす恋愛も

 貉の慄きも

 完膚無き大らかな笑いも

総てに纏わっていた哀楽の感情も

もう大方は

遙かに遠い記憶になった

 

失ってゆく事実を重ね

その事実を悠々と咀嚼し

こびり付く余計の全てを削ぎ

ココロもカラダも軽くなった

その後に

若しかしたら

自分を零に還俗する時が来るのか・・?

 

 

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February Sunday 大晦日

2021-02-28 06:06:40 | 詩23 鄙の

February Sunday 大晦日

   Poetの国

 

日曜日なのに,日曜日でも,日曜日だから

丑三つの真夜に,丑三つの沈静に,丑三つの半睡に

此の時刻に出合う

まるで,この時刻に

Utaの秘伝が開かされるように・・

 TOKIの言伝,SIの囁き,言語の誘惑

 ポエムの旋律が無明を亙る

僕は書き物を終え

暫くの安息に回帰する

February Sunday 大晦日,午前四時のこと

 目蓋を閉じよう,目蓋をきつく閉ざそう

 目蓋を強く閉めよう

三十㎝の鋼鉄の扉を破って

それは,侵入する

招かれざる客,不法侵入者,不埒もの

 幸と不幸の接点

 悲愴のない日常の隆起

僕は,其処で見る風景を

其処でしか見られない,風情を

黒色penで認めてゆく

まるで,坂道を転がるballの勢いのように

 目蓋を開くな,目蓋を開ければ

 幸運と不運が傾れを打って忍び込む

ときとして

判別できない,世界へ誘われる

束の間の,poetの国へ

 嗚呼,そうなのだ!

世界は危険と甘美に満ちている

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