降って来るもの

写真と散文とぽえむ

春色の使い

2021-02-09 17:15:43 | 

 時折に陽射しが届きましたが、寒いと云うより冷たい風がその暖かさを根こそぎ持ち去ってしまう、そんな一日に成りました偶に

 それでも、腰と膝に必要以上の荷重がかからぬように注意しながら、毎日のウオークを熟しました

 そんな冬の名残の風物の中に”春色の使い”のようなpinkを

使い①

  使い➁

使い③

使い④

⑤も在ったけど悲しいかなclose-upれんずをはみ出して・・

で、再び➁に戻って。春は近い

可愛い①でお終いに

                  02/09 5:27pm 万甫

 

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Granddaughter-笑顔-

2021-02-09 06:06:30 | 詩23 鄙の

     

                           Granddaughter-笑顔-

 

僕の和室へ

一頻り孫娘が遊びに来て

其の儘にして置いて行った

人形や,縫い包みや,おもちゃを

食パンマンや,猫ちゃんや,鯱ちゃんを

仏間の框に一列横隊に並べてみた

どれもこれも

笑顔,smile,頬笑み,にこやか

僕に柔らかな眼差しを呉れるので

それだけで

部屋も,周囲も,僕も,僕の胸の裡も

釣られるように

笑顔になった・・

 

     

                            Granddaughter-DNAを-

 

もしも僕に,たった一つでも

ほんの僅かでも

他人より秀でた特質が有るのだとしたら

もしも僕に,その遺伝子を

誰かに,引き継いで欲しい程の才能が

含まれているとしたら

その全部を

否,その全部に附録を付け足して

愛しのgranddaugterに譲渡したい

もしも僕に

彼女を幸せに近づけられるDNAが有れば・・

 

もしも彼女が

迷惑がらないという前提付きだが・・

 

 

     

                  言辞録Ⅰ-端緒-

 

ふとした機会に

新鮮な響きの言葉や,見知らぬ風采のkotobaや

目から鱗のlanguageに出合ったりすると

その瞬間に

僕の言辞録の表紙が捲られる

それらに僕の衣裳を着せ

それらに僕の意匠を馴染ませ

それらの風情に情緒を塗し

その後で

僕の言辞として元服させるのだ

 それはあくまで

個人的な交接だから

他人様には,鼻を突く異臭だったり

生意気の誹りや,嘲笑の対象や

侮蔑の感情を誘発するかもしれないけれど

 独立した言辞たちは

多分,きっと,志のままに

金色の三日月のように

夜明け前のdeepブルーの僕の空に

永遠に輝くに違いない

 

 

     

                   言辞録Ⅱ-漂泊-

 

漂泊する人格のように,風景を移ろう

振り返らぬ,不敵不遜の表情を浮かべ・・

無のひと塊の,一個の幻影のように

 有情の明暗を行く

右に流れ,左に折れ,上昇し,下降し

旋風の棘のように

 一握りにして

惜し気もなく,捨て去る時間の掌の上で・・

 

僕の片割れ?

何処へ行く?

主語も主題も持たないまま・・

 

 

 

 

 

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