降って来るもの

写真と散文とぽえむ

ふるさと想Ⅰ~表札~

2021-06-02 06:24:13 | ふるさと

 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ 梅雨の中休みと言うには余りにも暑い30℃の昨日と28℃の一昨日。ジメジメの毎日より良いのは良いのだが、これはどうも”気候の変節“かも知れぬ。春でもない夏でもない、梅雨でもない日照りでもない、言葉のない風景が続きそうな危惧・・。

 それはさて置き、一昨日の月曜日に、例によって急に思い立ち”ふるさと行”を慣行。梅雨前から暫く訪れていなかったので”換気”を主目的に、原点に心身を預けて、気付かぬ疲弊を処方してきました。

    

竹藪の中に”八竹”を発見!!

天空に向いて花開く朴の大木の清楚な花。真下から最大ズームで。

     

 

       ふるさと想Ⅰ~表札~

 

幾重のカーブを辿って登り着いた此処に

密かに息衝くこの場所に

僕のinochiの表札が掛かる

それは

古惚け,薄汚れ,暗く澱み,

遠の昔に輝きは失せて

百年の木簡のように

くすんでしまったけれど

何時でも,この山塊の一部分に

巣箱のように

夢見る僕の子宮がある

 

夕暮れて

産道を遡るように現世に戻る

今此処に

僕の居場所はないのだ・・

 

     

                  06/02 06:50 まんぼ

 

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自戒抄㈦ 容認

2021-06-02 05:00:24 | 詩23 鄙の

自戒抄㈦ 容認

 

その唯一つの処方箋は

容認すること

-水は水で

-油は油で

-此の人は此の人で

-あの人はあの人で

自分の物差しで測らない事

決して

 

けれど

ヒトとヒトに

百%の相違はなくて

さすれば

触れ合える部分は必ず有る

何処かに・・

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