降って来るもの

写真と散文とぽえむ

想輪譜Ⅱ 有無

2021-06-04 21:17:52 | 詩23 鄙の

 

                           想輪譜Ⅱ 有無

 

ki・zu・ki

それぞれの輪廻の奇蹟

有を生み出す

無の胚胎の豊饒

 

その有無の刹那に

当該者であることの至福

 

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想輪譜Ⅰ 空無の翼

2021-06-04 13:44:01 | 詩23 鄙の

        

 

     想輪譜Ⅰ 空無の翼

 

cosmosをゆく

想輪のままに揺蕩う

意識の外に

いつでも

清新のニューworld・・

 

思念の翼は

あらゆる障壁を超えて

空無のpresentを得る

 

inochi創造の

多分それが

自己programming

 

     

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ふるさと想Ⅱ~介錯人~

2021-06-04 06:10:44 | ふるさと

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪  一日中の予報が出ている週末、金曜日の午前五時二十分。ドン曇りですがまだ雨粒は落ちてきていないようで、障子を開けて見る団地内の幹線道路は、濡れた処と乾いたところがまだら模様の様相。でも、降り出すのは時間の問題のような薄暗い朝になっています。

 さてブログは「ふるさと行」の続編を

 気に懸かるやり残しがあって、現住所の赤い水銀柱が今年初めて-何と梅雨最中に-30度の横線に到達した火曜日-6/1-にも、そこから2里-8㌔-離れた本籍地まで山中の苔生した九十九折の村道を上った。

      

 緩い上りが続く道を走ること20分。そのカーブをひと曲がりする度に体感温度は下がってゆく。

 そうなんです!!麓で猛暑日のこの日の日中、”ふるさと”は気温24℃の当に別天地なのです。

気に懸かる”やり残し”は此れ!

 所狭しと屋根瓦の上に積もった-一年分の-枯れ葉や杉の枯れ枝。先ずは此の東側の屋根の掃除。脚立を組み立て屋根に上って慎重に上にも慎重に・・-何せ何が起こっても助け人は居ないのだ-、少しずつ熊手と箒でごみを落としてゆく。

 両足を踏ん張り両手を使うのでこれがなかなか大変な作業。約30分で・・。

 15分休憩し、今度は南側の屋根に向かう。此方も同じようにゴミの山に。

再び20分。南向きの屋根は東の半分ほど。要領が分かってきたので比較的スムーズに進捗。

    

落とした杉葉がこんなにたくさん

汗を拭き、水分補給をしていると”朴の花”に目が行く。

下から・・

    

 

ふるさと想Ⅱ~介錯人~

 

苔生す九十九折を辿りながら

僕は”介錯人”だと想う

 

其処はもはや瀕死の呈なのだ

延々と享受してきた惠の

恩返しに向かうのだと・・

廃れ逝く山野に向かって何の躊躇が有ろう

 

僕は其の場所で

心身の根幹を醸成されたのだ

 

光と影のトンネルを潜った刹那から

記憶は半世紀を遡り

僕を瑞々しい少年に誘う

 ああ、愛しい古里

今昔を往来し

僕を僕たらしめるinochiの原点よ

 

            06/04 06:10 まんぼ

 

 

 

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