想輪譜Ⅶ 漂泊のUmi
ボクの後ろにumiは広がる
inochiを融かしたumiが揺蕩う
懐かしさと切なさが混じった
塩辛い濃度のumiが・・
郷愁を道連れに干満するumiよ
谺のように今昔を渉る波のotoよ
刹那が連環するliveは
いつでも夢と現の接点
それは想輪譜の句読点
ボクらは
不確かな波打ち際を漂泊する一個の魂
足跡は直ぐにumiに消え去る
ボクらは
その想輪のUmiに還る
一滴のsizuku
想輪譜Ⅶ 漂泊のUmi
ボクの後ろにumiは広がる
inochiを融かしたumiが揺蕩う
懐かしさと切なさが混じった
塩辛い濃度のumiが・・
郷愁を道連れに干満するumiよ
谺のように今昔を渉る波のotoよ
刹那が連環するliveは
いつでも夢と現の接点
それは想輪譜の句読点
ボクらは
不確かな波打ち際を漂泊する一個の魂
足跡は直ぐにumiに消え去る
ボクらは
その想輪のUmiに還る
一滴のsizuku
想輪譜Ⅵ 丑寅の迷想
丑寅の刻なら
まだ夜に分類されそうな・・
けれど
寅の中刻を過ぎれば
この季節なら
最早朝に寄り添う
微妙極まりない丑から寅まで
僕の組織たちは
無我と自我の隘路を往来し
暫時の葛藤に興じるのだ
その迷想が寅の下刻に集束し
夜明けの茜を獲る頃に為れば
何の気兼ねも無くなるのだが・・
他愛ない一過の想輪譜
そんな迷想は他人事に
日輪は、又、昇る
06:09 05:20 万甫