思惟の空海に
動き始めると
僕の想いは
いつでも言葉の海に漕ぎ出す
決まって言辞の雲に語り掛ける
前頭葉の空海へ
そこで
豊かに巡り会える人と
同じように
languageと出合う瞬間を待つのだ
流氷のように
千切れ雲のように
幾万のpieceから生まれる
今其処に在る奇蹟との
邂逅を待つのだ
難しい事じゃない
唯、思惟の空海に
魂を預けるだけの・・
証
僕が生きた証は
書く事でしか残していけないから
愚鈍にmemo帳を拡げpenを握る
而して
僕が辿った高高の物語が
一tの紙と千本の penを介して
提示されるのだ
若しかしたら
誰の目にも触れないかも・・
と想い乍ら
心配
心配してもらえることの幸せ
心配を抱いてくれる人が居る幸運
心を配られることの安息
見えない豊かさを
形にできることの馥郁
誰かに見守られていることの安らぎ
あの人が居ることの
その人が居ることの
限りない心の豊満
その恩恵で
僕の人生は揺ぎ無く頁を重ねる
その確信が我が血の一滴
その結ぼれが骨の髄
その交わりが神経を潤し
その複合体こそが
我が肉体となり
その歓喜こそが
茫洋のcosmosを拓いてゆく