輪廻
夜のUtaが生まれて
朝の詩が息衝く
愛の告白が流れて
悲恋の種子が芽吹く
inochiの讃歌が谺して
deathの胚芽を促す
loveを唄う楽譜は
哀楽の音符を連ね
契りの楽章を重ねる
強弱と大小と静謐と驚嘆と
休符と連符と慟哭と鎮静を
小刻みに綯い交ぜながら
periodのタクトへと傾れる
友情の旋律の間に
孤独の兆しが挟まれ
フリーダムの意識にnihilistが潜む
快哉の時間にも
Painは増殖する
そうなのだ
人はみな
生きて死に
死んで生き
漸う、到頭、
輪廻の表裏の意味を理解する