僕の朝
簡便な、取り敢えずの目標になる
或いは
手短に立てたスケジュールの
残り半分の確認になる
若しくは
過ぎてきた時間経緯を
吟味し精査し点検し捕捉し再考する
スタート台に為り得る
多分
夫々の水無月一日の朝
僕の今朝は
偶々
03:03に時を刻み始める
此の大いなる歪みの数式は
其処に
定理が無いからに違いない
※僕の数式
毎日微妙に歪んだり
軋んだり、zureたりするけれど
inochiの基本条件は
何とかクリアーしてくれる
僕の寝度の方程式
さて、此れから
僕の折り返し点の動作は
何時ものようにblack珈琲を淹れ
何時ものようにPCの前に座り
何時ものように
幾つかの”おはよう!”を発信し
思い切って
テンプレで気分一新を図る
それから
そのまま起きるか否かの葛藤に突入
その分量だけのエネルギーを浪費し
押し問答の挙句の結論に従って
軈て
ほんとうの僕の朝を迎えるのだ
当たり前のことだが
誰も知らない
誰にも知られない
小さな儀式と小競り合いと
勿論
それで良いんだけれど
僕は何故かしら
胸の隙間を埋めるように
それが性分に合うかのように
ball penを握り
そのことを書き綴ってしまうのだ
職人の生業のように
朝毎に必然の
ブラックcoffeeのように
それが僕の朝の
些かに拘るルーティンのように
2023 06/01 05:20 万甫