降って来るもの

写真と散文とぽえむ

我が青史~もう一つの道程~

2021-06-25 06:40:42 | 随想

        我が青史~もう一つの道程~

             第一章

            詩に憑かれて

 

きっと其処にこそ、もう一つの道程の確かなルーツが在る。

始まりは-1965 s40 4 高校入学と同時に「文芸部」に。

部長を務めた1967 11に発行責任者として※部誌「あらがね」発刊。

今にして思えば、此れが詩を公の紙面に発表した最初の経験だった。

卒業と同時に大阪の印刷会社に就職。

男子寮の四人部屋で日常を始めたのだが・・。

何時しか胸に拡がる空洞を補填するかのように”青春の煩悶”を詩に託すようになる。

そんな重苦しい日常の積み重ねの日々に生まれる”憂鬱”を纏めて

※1970 s45 21歳で処女詩集「豫告」を自費出版する。

※1972 s47 に第二詩集「天邪鬼の唄」を

※1973 s48に第三詩集「夜明け前」を

同じ年に仲間たちに声を掛けて※同人誌「太陽と向日葵」創刊号を

(二冊目はとうとう出せなかったが・・)

それから少し間をおいて

※1977 s52 12 詩Ⅳ「明日の鏡」を

      

その後、自生するために四苦八苦を経験。

30を過ぎて結婚。その間の唯一の詩集は妻になるヒトに捧げた

愛を謳った詩Ⅴ※「抱いて」を1983 3に刊  

脇目も振らず働く日々が続き、

詩Ⅵ※「明日の鏡 改訂版」

で再び詩に向き合えるまで実に28年もの歳月を要したのだ。

 

      青春時代

 

定かでない記憶の足跡を

縄梯子に縋り付いて

一歩一歩降りてゆくように

累々たる過去の歴史層を遡れば

軈て,昔日の想いが滞留する

一つの場所に行き当たる

 

僕がまだ,僕であることを

容易に認識できない

青春という時代に

危なっかしい

宙ぶらりんの時代層に

 

あの頃,僕は

”若さ”と呼ばれる

不安定と不均衡の極みの

直中で

右往左往,右顧左眄,朝令暮改の

ただ曖昧で

ただあやふやな

脆い,鋭い,重い,切ない,etcの

日日を送っていたのだ

 

如何とも為し難い心情を

詩擬きに換えて呑み込むという行為を

唯一の,拠り所として・・            

        06/25 06:40 万甫

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今し方,虹!!

2021-06-24 20:11:50 | 自然

※今し方,虹

外に飛び出して

ダイニングから

お久しぶりの,天然の虹

anataも七色の素敵な夢を   8:17pm 万甫

 

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3498~昼間が一番長い日~

2021-06-24 08:04:07 | 風景

 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ 昼間が一番長い日の-6/21-月曜日、午前中は古里の掃除に、一息入れて午後からはほんとに久しぶりに

 ”夏至”の名称に何ら齟齬のない午後二時気温三十二度の日盛りの中を、何時もの様にカメラを袈裟懸けに、歩数の計算用にと今年から道連れのスマホをポケットに45分、3498歩(約2.6キロ)を。

 写真を撮りながら、日陰で休みながらの道行き。梅雨が明けて天晴な夏空の下ではきっと無理だな・・なんて思いながら。

悲鳴を・・

   

撮りたい!!って思う場面もなく

箒雲と鱗雲?

ブロック塀に、強い陽射しの後がクッキリ

その日の夕方の日没

             06/24 08:03 まんぼ

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自思伝㈧ Languageの山

2021-06-24 04:31:25 | 詩23 鄙の

自思伝㈧ Languageの山

 

独りで,この山を登る

この山を登るときは,何時も独りで

 

道の険しさも,障害の数多も,

傾斜の角度も,頂の高さも,

全ては謎の山だけれど

 僕は時折

夢中で,その遙かな高みを目指して

岩礁にしがみ付くのだ

 まるで

其処彼処から滲み出す,苦悶の汗が

inochiの存在を伝える

唯一の手段のように

錯覚し,或いは,錯乱し,

 けれど

それでいい

自がLiveとの対峙は

その事で形成される

 

僕は時折,無我夢中になって,

ランゲージの山に,hebari付く

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自思伝㈦ 靄

2021-06-23 20:12:34 | 詩23 鄙の

自思伝㈦ 靄

 

エアーポケットに

嵌り込んでしまったような

時間が有る

仰臥したまま

heartが起きないのだ

思惟の広場に

無我だけが群れる

其処では

一秒の未来さえ

何も具象化しない

唯,前頭葉に

グレーの風景が広がる

 休息と言い逃れるのか?

 退廃と知覚するのか?

その判断にさえ

曖昧の靄が懸かる

 

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ふるさと想Ⅵ-ozoneの海へ-

2021-06-23 05:22:32 | ふるさと

     ふるさと想Ⅵ-ozoneの海へ-

 

息苦しさで,情が煮詰まってくると

僕は躊躇わず

時空を遡り,現実を掻き分け

此の,ozoneの海へ

里帰りするのだ

此処で,欲しいままに

inochiの元素を吸収し

midoriを纏って,現世に戻る

-ひとつの転生の旅

 僕が僕を見失わないように

 僕が僕で居続けるための

天然の,壮大な濾過装置を廻る

一滴のizukuになって・・

     

”夏至”の日の朝から碧の樹海を辿ってふるさとのozoneを吸いに行った

僕の確かな再生の場所

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自思伝㈥ バランス

2021-06-22 21:21:02 | 詩23 鄙の

        自思伝㈥ バランス

 

心身の健康は

多分,微妙なbalanceの上に

成り立っている

それ故,例えば

心の一ヶ所に変調をきたしても

身体の一細胞が変質しても

周囲の何処かの一部分が変節しても

均衡に変化を与えるのだ

 見えない蟻の一穴が

平穏の堤を壊すように

気付けないvirusが

軈て,世界中を覆ってしまうように

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燦燦

2021-06-22 06:03:03 | 詩23 鄙の

自思伝㈤ 健全

 

起床 五時三十六分

何故かしら

些かの罪悪感and寝過ごし感

五時台の完全覚醒は

久方ぶりの事

ウム・・,有無のbalanceを

自然調節できる域にある

今だ健全!!たり我が機能よ

 

見よ!

燦燦の陽炎は

既に

東空に凛と在り

 

庭に咲く”夏の花々” ベゴニア,日日草,ゼラニューム”二花”

  

今日も気温は真夏日越えの予想。熱中症にお気をつけて・・。あ、お互いに!です。

万甫

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夏至の夕焼け

2021-06-21 21:00:09 | 夕景

 こんばんは! 今日は暦の上では「夏至」つまり、一年の内で昼間の時間帯が最も長い一日の事ですが、皆さん、如何お過ごしでしたか?

 僕は仕事のない午前中に”ふるさと行”を決行し、午後には久しぶりに45分のウオーキングを。それから満を持して「夏至の夕焼け」を撮りました

日の出前の空

夕焼雲が掛かった夕暮れ

見返る東の空は「黄昏blue」

南の群青の空にmoon

    

日没に向かいます

茜の天体ショウ

堪能しましたよ

それでは、又、明日です  06/21 09:00:09pm まんぼ

  

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自思伝㈣ 休息

2021-06-21 05:41:58 | 詩23 鄙の

 

      自思伝㈣ 休息

 

其の森へ,分け入ってはならぬ

其の海へ,泳ぎ出してはならぬ

 

其処は目処の立たない樹林

其処は隔てない永遠の坩堝

 

気は奪われ

想は流浪し

情は翻弄される

 

今は休息の時

些かの誘惑にも

乱されてはならぬ

 

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

今日はになると・・

”ガウラ”のように

光りの中をyurari,yurari,としましょうかね。   06/21 06:38 万甫

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