キンカンの花が満開となり、あたり一面にいい香りが漂っていました。
ミカンなどの柑橘類の花は5月ころ咲くものと思っていましたが、なんと、調べてみると、
キンカンの花は、春(5月頃)・夏(7~8月)・秋(10月)と年3回も咲くのだそうです。
まっ白い花弁がきれいでした。みかんの花よりもちょっと小振りのようでした。
あたり一面にジャスミンのようないい香りを漂わせており、ミツバチもやってきていました。
既に小さな実をつけている枝もありました。キンカンは、花後に結実しなければ、
10日ぐらいの間隔で再び同じ芽から出蕾して咲くといった開花の仕方を数回繰り返すそうです。
この実はいつの花に結実したのでしょう。ちなみに、夏の花が一番よく結実するのだそうです。
こんな大きな木でした。冬に実をいっぱいつけていたのを見たことがあります。
キンカンは、昔から咳やのどの痛みに効果的であるとされ、親しまれている果物のようです。
ビタミンCやビタミンE、ヘスペリジン、食物繊維など様々な栄養成分を豊富に含み、
血流改善や老化・病気の予防、疲労回復などに効果を発揮するそうです。1本育ててみたいですね。