町の小さな公園で珍しい樹木に出会いました。
赤い果軸に、きれいな緑色の果実がついていました。
赤い果軸に、きれいな緑色の果実がついていました。
スマホのグーグルレンズで調べてみると、タブノキ(椨の木)でした。
一昨日の06:15頃写したものです。五月晴れに映えていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ed/e08bcec0912d4d117e55b57c19d79aaf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/56/d381d64d111e08fcad57ca08a6b97a85.jpg)
直径1㎝くらいでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b3/36b615a139612e45e9f4f1620fa96626.jpg)
実は鳥に食べられたようで、まばらに残っているだけでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/c6/c2c590da69bcfcc27463709c0e00d7d7.jpg)
(ムクドリの大好物とか)
こんな樹形で・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/79/1a5a40f118cd06beaa09c7f187adc80d.jpg)
こんな幹・樹皮した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8d/651262841570dedaaad10962b0518b72.jpg)
タブノキ(椨の木)は、クスノキ科タブノキ属の常緑広葉高木とか。
東北地方以南の本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国、朝鮮半島南部に分布しているそうです。
名の由来は、霊が宿る木とされ、古代は信仰の対象となっていて、
それが「霊の木(たまのき)」であり、タモ→タブ→タブノキと変化したと考えられるとか。
この幹は様々な用途に利用され、古代人は丸木舟をつくり大海原を渡り日本にやって来たそうです。
幹は建築材、家具材、彫刻材などにも利用され、樹皮は黄褐色の染料として用い、
枝葉は粉にし、線香や蚊取線香の粘結剤に用いられていたそうです。
大変有益な樹木だったようです。