惜別の歌
今日は所沢うたごえ喫茶の3月例会でした。
満席の60人以上の方が参加してくれました。
今日も30曲ちかくをみんなで歌いました。その中で、一番思い出深く歌った曲が「惜別の歌」です。
実は、私は高校卒業後、中央大学の夜間部に4年間、通いました。この時代は、家庭の事情などで、昼の大学に入れない人が沢山いました。そんな学生の中には、昼間、働き、夜、勉学する そんな学生もいました。そんな「向学心にもえた」ひと達だけが夜間部に行きました。今のように、誰でも、彼でも大学にゆく時代ではありませんでした。
私も昼間働き、夜、大学に行きました。仕事が終わり、大学に行くまでの都電の中で居眠りをして授業に備えました。
所属したサークルで追い出しコンパなどでいつも歌われたのがこの歌です。
ネットにはこんな紹介がありました。
昭和20年、中央大学予科生の藤江英輔(ふじええいすけ)氏の作曲で、作詩は島崎藤村の「若菜集」の「高楼(たかどの)」の詩です。
東京板橋の陸軍造兵廠第三工場に学徒勤労動員中、戦地に赴く学友を送る歌として作られました。
この為、「中央大学学生歌」として、校歌と同じ位、この歌が歌われました。
私が好きなのは、3番です。
君のさやけき目の色も・・・
そんな女性がサークルの中にもいました。卒業後、その彼女がどうなったか今でも気がかりです。
面はゆい気持ちで歌った「惜別の歌」でした。