私の知人に新潟県上越市の日本共産党の市議会議員の橋爪法一さんと言う方がいます。私は橋爪さんの「小さな町のしあわせ通信」と言うブログがとても勉強になるので折に触れて読んでいます。
そのブログに先日、こんな写真が紹介されました。
上越市内にある日蓮宗のお寺、聴信寺さんの掲示板だそうです。
そこには、
「数の横暴や国民軽視、そして開き直りの答弁、それらは私たち有権者の政治不信と無関心を利用したもの 今後も無関心であるなら様々な権利は縛られて 自由平等とは無縁の 規制のオリに閉じ込められるでしょう」
と書かれています。このお寺さんは、信者や市民に訴えたいことを掲示板に書いているようです。地方のお寺さんでいろいろのしがらみもあると思いますが、ことの本質をズバリと示す掲示に感服します。日本中のお寺さんが掲示板をこうしたことに使えば、信者や地域の人の意識も変わると思います。仏さなま、何よりも殺生をいさめているのですから・・・。殺し、殺される国つくりには反対のはずです。
無学のわたくしですので、ネットで聴信寺を調べたら、芭蕉の奥の細道にこんな記述があるそうです。
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7月6日:雨上がる。昼に直江津へ到着。聴信寺に予め書状をやっておいたのに忌中といっていい顔をしない。取って返すと、石井善次郎が追ってきたが戻らずにいた。が再三再四呼びに来るし、雨は強くなるので一旦戻る。宿は、古川市左衛門宅にする。夜、「文月や六日も常の夜には似ず」を発句に句会。
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