以前から行きたいと思っていた南信に2泊3日で行きました。連れ合いと義妹の年寄り3人の旅でした。天気予報は日ごとに下り坂とのことでしたので、初日に木曽ヒノキの赤沢自然林を散策しました。
往時のヒノキの繰り出しに使ったトロッコに乗り、終着点からのんびり自然林の中を散策しました。
その後、木曽路の妻籠宿に行きました。
往時の木賃宿などを見ました。昔の仕事柄、郵便局は見逃せませんでした。
昼神温泉にとまり、2日目は園原の東山道を散策した後、念願の満蒙開拓団の資料館に行きました。
加害者でもあり、被害者でもあった満蒙開拓団の歴史を見るにつけ、戦争はごく普通の人たちにしわ寄せされたことを改めて学びました。
満蒙開拓団の悲劇を描いた映画「望郷の鐘」の長岳寺にも行きました。
教え子と共に満蒙開拓団に加わった山本慈昭さんの碑文です。
3日目は、駒ケ根市の光前寺などに行きました。
団体観光客がいる参道を一歩外れた庫裡と庭園は静寂そのものでした。静かに庭園を鑑賞しましたが土曜日の午後と言うのに私たち以外には誰もいませんでした。思いがけず、ワビサビの風情を堪能することができました。
天気が心配でしたが、思いのほか良い天気となり、束の間の南信の度を楽しむことができました。