スマホには、「定額使い放題」と言う料金システムが人気があるようです。私もスマホを持っていますが、使いこなせず、「使い放題」のバケット料金とは無縁です。
でも、これと同じようなことが「働き改革」という名のもとに自公政権がごり押ししています。「高度プロフエッショナル制度」とあたかも働くひとの意識をくすぐり、残業代を支払わない制度を創設しようとしています。この制度は、「定額使い放題」で労働者が何時間働いても残業代や休日労働の賃金は支払われないことになります。
こんな制度に対し、過労死した子どもの親たちが涙ながらに反対しています。今日のしんぶん赤旗の記事です。
同じくこの制度の欺瞞性を東京新聞の「本音のコラム」で山口二郎さんが告発しています。
山口さんなど多くの方が指摘しているように、通称「高プロ」は現在は「高額の所得の労働者に限定する」とされているが、やがて派遣労働と同じようにその対象がドンドン広げられ、やがては多くの労働者に「定額、使い放題」よろしく残業代が支払われなくなるだろう と言われています。
自公政権の常とう手段「悪法を 小さく生んで 大きく育てる」の手法です。労働基準法を根底から葬り去る悪法をなんとしても阻止しなければなりません。
引用した記事をぜひ読んで、一緒に働く者の将来を考えましょう。