囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

天安門事件から30年・・・

2019-12-21 22:19:18 | 囲碁きちのつぶやき
今年は、1989年に中国の北京で起きた天安門事件から30年になります。そんなことから、NHK・BSテレビで「流血の惨事 天安門」と言う番組を放映したのを見ました。



学生を中心に、自由と政治改革を求める声が日増しに大きくなりました。



広場を埋め尽くす学生・市民に危機感を感じた中国共産党の最高実力者 鄧小平が戒厳令をひき、軍隊を動かして鎮圧した経過を放映していました。

中国の軍隊は「人民解放軍」と言われますが、人民を解放する軍隊が、人民を弾圧し、何千人と言う学生を虐殺しました。



軍隊が、外国と闘うだけでなく、その国の民衆を弾圧するために武器を使うことはいろいろの国で起きています。

昨日は、第一次世界大戦で急激に開発された「戦車」のことをNHKで報じました。イギリスではドイツに勝つために戦車の建造資金を市民から募金しました。その結果、対ドイツ戦で威力を発揮しました。ところが、その後、イギリスで起きた労働者のストライキの鎮圧のために戦車が使われた史実を報じていました。韓国でも光州事件で軍隊が使われました。
軍隊は往々にして自国民の弾圧のために使われると言うことを改めて学びました。
香港でも、中国の人民解放軍が派遣されるのでは?と危惧されました。

そんなことが再び起きて欲しくないとつくづく思いました。それだけに、平和主義、立憲主義がドンドン後退しているの今の日本の政治に危機感を覚えます。

この番組は再放送があるかもしれません。その際にはひとりでも多くの方に見て欲しいと思いました。
コメント
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