囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

心配な「議会の形骸化」

2020-03-07 17:36:12 | 囲碁きちのつぶやき
今日配布された日本共産党所沢市議団の「ところざわ市政報告」の一部です。



これによると、所沢市議会は、「当初3月5日から予定を13日まで休会して、16日(月)午前9時から質疑及び一般質問をおこなう・・・・」とあります。
市長から「新型コロナウイルス対策で職員が多忙を極めているので(議会)日程の配慮を求める要望が出されていた」そうです。

新型コロナウイルス対策では、市長、市職員、議会も一緒になって対策を講じることは重要だと思います。
でも、私には気になることがあります。
新聞報道によると、ウイルス対策のため、議会の日程を短縮したり、一般質問を取りやめにした議会が埼玉県内には多いと言うことです。

とかく、市長や、行政の執行部側は、議会の一般質問を嫌う風潮があります。議員個々人の一般質問をやめて、会派の代表質問で終わらせようと言う動きが従前からあるようです。

国会では、安倍首相が国会での委員会審議を嫌がり、その役割をないがしろにする傾向があります。官邸の言うことに異議を唱えず、何でもイエスマンの議会したいようです。現実に議会軽視の傾向が年々強まっています。これは議会制民主主義の否定につながります。

これを真似たとは思いませんが、市町村でも議会を軽視することが蔓延したら、それこそ大問題です。

「ところざわ市政ニュース」では、休会の理由も、「質疑と一般質問の一体化」の中身も良くわかりません。ドサクサに紛れて、議会制民主主義の軽視につながらないよう、今後の市議会の動きを注視して行きたいと思います。
コメント
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