囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

旅の思い出 松本市浅間温泉・神宮寺

2021-09-14 08:40:07 | 旅行

二泊目は浅間温泉に泊まりました。温泉街を散策しようと思い、観光案内を調べました。すると、神宮寺というお寺があり、丸木位里の襖絵がある と紹介されていました。

なぜ、ここに丸木位里さんの襖絵があるのか? と疑問に思い、さらに調べました。

すると、先代の住職の高橋卓志さんのブログに行き着きました。

それが実に興味深く、高橋さんに生きざまに共感しました。

ぜひ、ご一読ください。すべて、わかります。

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ぼく? - 髙橋卓志オフィシャルサイト

https://takahashi-takushi.jp › greet
 
 
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ぜひ、襖絵を見たいと思い、神宮寺に電話しました。「法事があるので朝早くならお見せできる」と言われ、朝6時30分に伺いました。若い住職さんが対応して、見せて切れました。

庫裏の玄関には 原爆の火 が灯されていました。

その由来や詩文もありました。

本堂に上がらせてもらいました。

丸木位里夫妻が描かれたふすま絵がりました。

目的の襖絵は法事のために外されてありました。しまわれていたものを見せてもらいました。

「地獄絵」です。右下にはお札(お金)に頭を垂れる強欲な人間が描かれています。左側には、そんな人が火あぶりにあっている姿なのでしょうか? 地獄に行くひとの姿に私もギョッとしました。

また、金沢翔子さんの書が飾られていました。信仰心のない私にも心をゆすぶられる書でした。

第1・第3日曜日には早朝座禅会が行われているそうです。

拝観した日が第2日曜日でしたので座禅会はありませんでした。

不遜にも、石庭を前に座禅の真似事をさせてもらいました。

やはり 無心、心が穏やかになりました。

6人で拝観し、辞去に際し、「拝観のお礼を差し上げたいのですが・・・」と若い住職さんにお願いしました。

住職さんは、「お賽銭箱はありません。気持ちがありましたら、その分で、温泉街でお土産でも買って帰ってください」と言われました。「拝観量さえ払えば・・・」の気持ちの私の心がさもしく思えました。

 

高橋卓志さんのブログにも、実際に神宮寺を訪れても、学ぶことの多い浅間温泉でした。

 

 

 

 

コメント
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