東京電力福島第一原発事故の放射能汚染土を所沢に持ち込むことの説明会がある とのことで会場前の抗議の集まりに参加しました。
所沢市役所近くにある環境省環境研修所です。私は午後6時前に行きましたが、正面入り口には、もうテレビのカメラが用意されていました。
入り口は閉められガードマンが入門者をチエックしていました。
「説明会は事前登録したのみ入場」と掲示してあります。隣接の町内のかた 50人限定の説明会です。もっと開かれた説明会にすべきだ が市民全体の声です。
突然の説明会開催に抗議する「さよなら原発」などの市民団体の方々 50人余が集まっていました。
思い思いのボードを掲げました。
報道陣のインタビューを受ける呼びかけ人の方です。
こちらもです。
抗議の集まりが始まり、いろいろの方が発言しました。
福島県内で汚染土再利用に反対する運動に取り組んだ二本松や南相馬の体験は感動的でした。
共産党の塩川衆議院議員は自らが所沢在住のことを話し、国会審議でも取り上げてゆきたいと語りました。また、開会中の所沢市議会でこの問題を取り上げた共産党の城下市議が議会でのやり取りを報告しました。市長は「市民の理解が得られなければ実証試験に同意しないと言う一方、福島原発事故の後始末は国民全体で負うべきだ とも発言している」と述べ、市民が大きな声を上げなければ、実証試験が強行されてしまう と述べました。
その他、「さよなら原発川越の会」の取り組み、飯能から来た若い女性が「山野を切り開いてメガソーラーを強行するやり方と同じだ」環境保護団体の方は「所沢だけの問題ではない。所沢を足場に全国に広げるのが国の姿勢だ」と訴えました。
事故原因を作った国や東京電力の責任をあいまいにしたまま、後始末を国民全体に押し付けるのは、太平洋戦争敗戦後「一億総ざんげ」で責任を国民全体に押し付けたときのやり方で許せない との発言もありました。
寒さ厳しい中での集まりでしたが、私は事の本質と問題点の一端を知ることが出来ました。ひとりでも多くの市民の方にその危険性を広げてゆきたいと思いました。
広げようさよなら原発の大義を