元文科省事務次官の前川喜平さんの講演を聴きに行きました。
主催は所沢・教育と福祉を問い直す会ですが市内の子どもを取り巻く問題に取り組む団体との共催でした。
最初に「問い直す会」がプロジュエクターを使って活動状況と子ども権利条約のことなどを説明しました。
その後、「教育 共育」=子どもたち全てに笑顔あふれる学びを !? をテーマに前川さんが講演しました。「教育 共育」と言うテーマですからお話は多岐にわたりました。それだけ今・学校現場が抱える問題が多すぎるのでしょう。
増え続ける不登校、障がい児教育、支援学級の実態、全国共通学力テスト、文科省と官邸、文科省と財務省などなどいろいろのことを話されました。それを聞いて改めて子どもや教育を取り巻く問題の多さ、深さと解決の難しさを実感しました。
講演後、会場から多くの質問が寄せられました。その質問と回答を聞いていて教育を問い直すうえで、考えるべことのアドバイスもありました。
会場には学校の先生、障がい児の親御さんなどがたくさん来ていました。
「教育 共育」という私には普段なじみのないテーマでしたが、得るところの多い講演会でした。
親も子も共に学べる学校に