図書館で大活字本を借りて、「福沢諭吉と日本人」という本を読みました。
福沢諭吉と慶応義塾を繋ぐ人びとのことが書かれていました。著者は、佐高 信 です。登場する人物にすべてに関心を持ち、勉強になりました。
その中に尾崎咢堂も登場しました。
尾崎は日本が「廃藩置県」をしたように、世界が「廃国置州」をした方が良いと早い時期から主張していたそうです。
なるほど、私もこの考えに賛成です。国があるから境界が出来、争いが起こる。国をなくして、世界連邦の州にすれば争いもなくなるのではないかと思います。
争いの絶えない現実の世界を見ていると、この世界連邦の考えに共感を覚えます。
夢のような話ですが、現実があまりにも酷すぎます。
世界連邦のHPに尾崎行雄のこんな言葉が紹介されています。
尾崎行雄(憲政の父・世界連邦建設同盟 [現:世界連邦運動協会] 初代会長)
世界の廃藩置県なくして、人類の平和はない。