東京新聞に小さな囲み記事で「流行語大賞 ３０候補発表」の記事が載っていました。
「現代用語基礎知識選 ２０１７ユーキャン新語・流行語大賞」の候補語だそうです。流行語大賞は知っていましたが、候補に挙がった言葉をあまり知らないのに驚きました。
見出しの「インスタ映え」も知りませんでした。
聞いたり、知っていたのは、「共謀罪」「Ｊアラート」「人生100年時代」「忖度」「働き方改革」「藤井フィバー」「プレミアムフライデイ」「〇〇フアースト」「ユーチューブ」位で、30分の８ でした。
私が如何に世情に弱いか の証です。テレビはあまり見ません。特にお笑い系、バラエティー番組は全く見ません。そんな影響かどうかわかりませんが、世情との乖離がありすぎるのが気になります。
12月、受賞語が決まったら改めてその言葉の意味を調べてみたいと思います。
今夜は、所沢市民会館ミューズに「沖縄音楽と舞踏の夕べ 今、沖縄の心を伝えたい 沖縄からの風」のコンサートを聞きに行きました。
受付では、「沖縄から伝えたい。米軍基地の話」と言うパンフレットをもらいました。
沖縄県が発行した米軍基地問題のＱ＆Ａです。沖縄の現状がわかる貴重な資料です。これをもらっただけでも、聴きに来てよかったと思いました。
出演者とコンサートの主旨です。
文部省が、学校現場の管理強化をめざし、教員の間に「主任」と言う役職を設け、手当を支給しました。これに反対した教職員組合が「主任手当」を積み立てて、市民に還元する文化活動に使う と言う趣旨で拠出金として積み立てたのが始まりとのことです。
出演者は沖縄出身の方でした。
第一部は、沖縄の踊り＝琉球民舞でした。その踊りを見ていて、かって沖縄にあった琉球王国を「琉球処分」と言う形で明治政府が日本に組み入れてしまいました。独立していた沖縄を日本に併合し、太平洋戦争では本土防衛のための捨て石とり、今、米軍基地の７０％を沖縄に背をわさせている現実を見るとき、琉球処分そのものに疑問を抱かざるを得ない気がしました。
第二部では、瀬長亀次郎にささげる歌 も歌われました。戦後、米軍の占領下の沖縄で民衆の利益を守るために毅然と米軍とたたかった瀬長亀次郎は、昔も今も、沖縄の民衆に信愛されています。アメリカ言いなりで沖縄県民はおろか国政までも私物化する安倍首相を見るとき、政治家は、誰のために、何のために働くのか 改めて考えさせられました。
フナーレの舞台です。
出演者全員と観客も舞台に上がりクイチャーを踊りました。
沖縄の過去、現在、そしてこれからを考えさせれれた「沖縄からの風」コンサートでした。
最大限のもてなしで大騒ぎしたトランプ大統領の訪日。でも、その結果が心配です。
今日の東京新聞の「本音のコラム」と言う欄で文芸評論家の斎藤美奈子さんも書いていますのでぜひ、ご一読ください。
斎藤美奈子さんは、難しい問題を優しい言葉で解説しているのでいつも感心しています。
日米会談で、アメリカの財政赤字を助けるため武器を購入し、北朝鮮とは対話を期待せず、 圧力をさらに強めると言う。緊張を煽る先に、本当に問題解決の行く末が見えるのか心配です。
国内から目をそらせるために海外に敵を作り、国民を欺く そんな首脳会談だとしたら私は意味がないような気がしてなりません。
♪秋の子♪ 歌詞付き
昨日は、所沢うたごえ喫茶 ラブ＆ピース の11月例会でした。今回は、秋の歌特集から歌いましたが、私が気に入ったのは童謡「秋の子」でした。
サトウハチロウと言う人は、普通の何気ない言葉で心象風景をとても上手に読むのでいつも感心しています。よろしかったら聴いてみてください。
今回から、受付に、こんな掲示も用意しました。いつも会場に入りきれない程お客さんが見えるので、そんなときの掲示です。
「満員御礼」です。今回は席数一杯で、文字通り満員御礼で、入場をお断りするようなこともありませんでした。
また、受付で「安倍改憲ノー・憲法を生かす300万人全国統一署名」のお願いもしました。
みんなで楽しく、元気に歌ったひと時でした。
アメリカのトランプ大統領が来日するとすぐ、安倍総理とゴルフに興じたそうです。
安倍総理は、選挙中は北朝鮮の脅威を煽り立て、国難突破を意図的に騒ぎ立てました。私は、こんな時期にゴルフどころではないと思います。
私からすれば、米軍新基地建設で苦しむ沖縄を見る 長崎の原爆被害の実相を学ぶ 東北の大震災、特に福島原発事故の被災状況を学ぶ とかトランプ大統領に紹介したいところは沢山あると思います。そんなことは眼中になく、アメリカではロシア疑惑、日本ではモリカケ問題など政権の抱える問題から国民の目をそらすために、あえて国の外に脅威をことさらに大きくしているような気がします。
今日のしんぶん赤旗 には、日米首脳のゴルフに絡めて「潮流」というコラムに教訓的な記事が載りました。ご一読ください。
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身分と地位、コース内に持ち込むべからず―。人種や宗教をふくめ、ゴルフ最古の憲章には平等の精神があった。ゴルフの語り部だった作家の夏坂健さんが紹介していました
▼同じルールのもと、対等・平等の関係でプレーする。審判のいないゴルフほど欺く者が激しく軽蔑される競技はない。人から疑念を持たれる行為は厳に慎み、公明正大、自分を絶対に騙（だま）さないのがゴルフであると
▼来日したトランプ米大統領と安倍首相がさっそくゴルフに興じました。こちらは相手に「ノー」と言えない間柄。いくら親密さをアピールしたところで、対等の関係を築けないのではゴルフも泣きます
▼会場となった霞ケ関カンツリー倶楽部といえば、女性差別が問題になったゴルフ場です。名門の会員制クラブとして知られますが、閉鎖的で女性の正会員を認めませんでした。東京五輪の競技場に決まったことで内外から批判され、ようやく規則を見直しました
▼先立って訪日したトランプ氏の長女で大統領補佐官を務めるイバンカさん。女性の社会進出を説く横で、安倍首相は笑顔で聞いていました。世界の男女平等度で日本は１４４カ国中１１４位。とくに政治の分野が遅れているのに
▼「アメリカの兵士と日本の自衛隊が集まっているこの場所ほど、私の訪問を開始するにふさわしい場所はない」。トランプ大統領は最初に降り立った米軍横田基地で演説しました。軍事ばかりに傾いていく日米同盟。それこそ、世界のフェアウエーから外れるＯＢです。
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