能登半島の災害、犠牲者が１００人を越えたそうです。心よりお悔やみ申し上げます。
私は災害発生当初から原発がどうなったか 心配してきました。規制庁は「異常は確認されない」と言うばかりで具体的な説明さえしてきませんでした。
昨日の東京新聞の「こちら特報部」の紙面です。
「異常なし」の裏側にあるものを解説していました。冷却用の電源の油が流失し、建屋が隆起していました。規制庁は公表した内容を何度も訂正しています。実際に起こったことの実態が国民には知らされていません。
能登半島には当初、珠洲市に原発を作る計画でしたが住民の根強い反対でとん挫しました。珠洲市は被害が一番多く、ここに原発があったら壊滅的でした。能登半島には活断層があり、何回となく地震が発生しています。
私は、こんな地盤の上に建てた志賀原発は廃炉にすべきだと思います。そして日本の高い技術力を駆使して再生可能エネルギーへ転換すべきだと思います。
私はNHKの連ドラ「ブギウギ」を見ています。
年明けの今週は「戦争とうた」でした。
広島に新型爆弾が落とされ、太平洋戦争の敗戦直前の様子を描いていました。
茨田りつ子は鹿児島の特攻隊で慰問のうたをうたいます。隊員の希望で「別れのブルース」を歌います。若い隊員たちは「勇気づけられた」「思い残すことはない」「いい死に土産が出来た」と喜びます。
命令が出れば直ちに戦闘機で出撃し、アメリカ艦隊に向かって自爆します。
若者に自爆を命じたのが特攻隊ですし、戦争の実相です。
福来スゞ子は北陸地方へ慰問の演奏に出かけます。泊った旅館の仲居さんが幼い娘を連れて働いています。
聞けば「夫は南方で戦死した」と言います。その夫は「必ず勝って帰る」と言って戦地に行ったといいます。スゞ子が思わず「この戦争は勝てるでしょうか？」とつぶやくと仲居さんは「戦争は勝つ。勝たなければ夫は犬死だ」と怒る場面がありました。
日本は戦争に負け多くの兵士や国民が犬死したのが、あの戦争の実相です。
スゞ子は彼女のために最後に「大空の弟」を歌います。
戦死した弟六郎を思う歌です。
歌詞は○○だけではわからない とあります。戦地からのハガキは秘密のために部隊の所在を明らかにしなかったのです。
現に、私の母方の叔父さんも海軍を志願、南方で戦死しました。立派なお墓が建てられましたが遺骨は戻ってきません。
日本人だけでなく多くの国の人々が犬死しました。それが戦争です。
だから、私は戦争だけはしてはならないと思うし、戦争につながる政治には反対し続けます。
「３の日行動」を提唱した作家の澤地久枝さんは昨日も国会議事堂前に立ちました。
その様子を伝えた４日付けのしんぶん赤旗です。
澤地久枝さんは、２００４年に作られた「９条の会」の呼びかけ人のひとりです。
井上ひさしさんや大江健三郎さんなど９人の呼びかけ人の内、８人が亡くなり今では澤地久枝さんおひとりになりました。
病身で９４歳にもかかわらず、「９条守れ！」と国会前に立ち続けています。
澤地久枝さんの平和への熱意に学び、私もこれからも草の根の運動を続けてゆこうと思います。
作家の澤地久枝さんが呼びかけた「平和憲法９条改憲を許すな！」の毎月３日の「３の日行動」を１２時３０分から１３時３０分まで、所沢駅東口で行いました。
今回は、元旦の能登半島地震の発生を受けて、急遽、横断幕を追加しました。
軍事費をなくして、復興資金に回せ！ を加えました。
毎年、日本のどこかで自然災害が起きています。もし、志賀原発に事故が起きれば、まさに人災です。
今回も所沢うたごえ喫茶Love＆Peaceのみなさんが平和のうたごえで応援してくれました。
道行く人は思いのほか少なく，請願署名もいくつも集まりませんでした。
ハンドマイクで、「戦争の準備でなく、平和外交を！」「軍拡でなく、自然災害の復興こそを！」と訴えました。
小さなアクションですが、継続こそ力です。これからも草の根の運動を続けるて行きます。
能登半島地震で新年会などやっていてよいのか と気がひけましたが予定通り集まりました。
各々、私の好きなお酒を持ってきてくれました。
寿百歳 昔からあったのですかね？
今年も元気に過ごせるよう 願って、先ずは「乾杯」
辰歳生まれは私の連れ合いの７回目 と 孫の２回目 のふたりでした。
末の孫も昨年４月就職し、全員が社会人です。職場の話や今年の計画などを話しあい、最後は子どもにかえってゲームを楽しみました。
こんな調子で今年もみんなが元気に過ごして欲しいと思います。
