もう20年間、放送大学の学生をしています。
西洋哲学や西洋史、日本文学や地理学、経営学やマーケティングなどを学んできました。
途中、放送大学大学院にも入学、修士論文を書き上げ修士号をゲット。
現在は、教養学部の全科履修生として1年に2~3科目を受講しています。
働きながら学べる事・・・本当に楽しいです。
放送大学は、社会人にとって、全国一コスパが高い大学だと思います・・・決して放送大学の回し者ではありません(笑)。
今回は、放送大学で学ぶ7つのメリットのご紹介です。
人生100年時代・・・学び続けることが結局、最も充実感がありコスパが高いと考えています。
放送大学で学ぶ7つのメリット
1.社会人でありながら、学生でいられること
科目履修生でも選科履修生でも、ちゃんと学生証も発行されますし、ケータイやPCソフトウェアでアカデミックディスカウントが受けられる場合もあります。
映画館や美術館で放送大学の学生証を提示すると大学生料金で入場することができる場合があります。
東京の国立西洋美術館の常設展など無料で入れる場合もあります。
2.全国の学習センターが使えること
各都道府県に設置されている学習センターが無料で使用できます。
場合によっては駐車場も無料か低価格。
隣接する国立大学の図書館も使用できるところもあり、各種勉強や調べもの、研究をするには最適の環境です。
冷暖房完備、学食つき、土日でもに活用できます(ただし、祝日は休館)。
3.やる気をもらえること
放送大学は、さまざまな学生がいます。
老若男女、80歳のおばあさまから高卒の19歳の男の子までさまざま・・・。
学校の先生やサラリーマン、車椅子のハンディキャップを乗り越えて通学される障害者の方・・・。
特に単位修得試験では、このような多様な方々が単位取得のために必死で勉強している光景を見ることが出来ます。
ラインマーカーで色づいた印刷教材、しっかり書き込まれたノート類・・・。
自分などまだまだ甘いな~と感じさせる場面に遭遇することが度々あります。
そう、放送大学では、学生からのやる気、エネルギーをいただき、自分の空タンクを満たすことができるのです。
4.優れた印刷教材
放送大学の印刷教材(いわゆるテキストです)は、どの科目をとっても秀逸です。
印刷教材を読めば、放送を見なくとも理解できるように記述されているため、本当によくまとまっています。
大きな書店で販売していますので、ぜひともご覧ください。
5.リベラルアーツを学べること
放送大学には、教養学部という一学部しかありません。
教養とは、個人的には人文科学、良識(コモンセンス)と理解をしています。
人生や社会の土台となっている哲学、文学、歴史・・・リベラルアーツ。
これらを学ぶことによって、より豊かな、より充実した生き方ができるように思います。
6.最先端のeラーニング・・・自宅で学べる
eラーニングが充実。
自宅のパソコンで学ぶことが出来ます。
今では、「放送」大学ならぬ、「PC」大学に進化しています。
自粛、コロナ禍の中の「巣ごもり」に最適です。
7.大学院・・・修士課程、博士課程まで設置されています
新聞記事にも72歳の女性が取り上げられていました。
教養学部のすべてのコースを卒業。
全部で332単位を取得されたとのこと。
現在は、放送大学大学院で研究されているということでした。
すごい!本当にアタマがさがります。
まずは、テレビで関心のある授業を視聴、本屋さんで印刷教材を入手し学習されると良いと思います。
次回は、2022年4月から学生になるチャンスが到来です。
入学願書や科目登録は、2月13日からです。
コスパの高い放送大学・・・おすすめの学校です。