広島の地方紙・中国新聞の連載特集「生きて」でコンビニ「ポプラ」の名誉会長の目黒俊治さんが登場。
戦後、広島市の繁華街でものづくりや小売業を始めた目黒さん、1976年にコンビニエンスストアに業態変換します。
米国への視察ツアーがきっかけだったようです。
セブンイレブンとほぼ同時期にコンビニ商売をスタートしました。
その間、セブン、ファミマ、ローソンのコンビニBIG3が広島に進出。
どんどんとポプラの縄張りを侵食していきます。
対抗策として、店頭で温かい炊き立てご飯を入れる弁当「ポプ弁」を打ち出します。
ご飯の量を選べ、しかも温かいご飯を食べることができると大好評。
コンビニBIG3に反旗を翻します。
さらには、ローソンとも経営協力・・・ローソン×ポプラを立ち上げます。
目黒会長は、1943年生まれの80歳。
まだまだお元気です。
同紙の特集では、まだまだ先を見たポプラの戦略、戦術を主張されています。
「これからのコンビニは宅配がメインになるだろうね」
「利便性でやっているコンビニはもういらない」
「人手不足が大きな課題」
「冷凍食品の普及も小売りのカタチを変える」
コンピニ業界は、セブン、ファミマ、ローソンのコンビニBIG3に続き、ミニストップ、デイリーヤマザキがあります。
これらに対抗できているのは、北海道のセイコーマート(セコマ)くらいです。
競合もさることながら、国内のコンビニは5万店舗超と飽和状態です。
広島発祥のポプラに頑張ってほしいものです。
ユニクロの1号店も広島、100円ショップ・ダイソーも東広島から始まりました。
商魂たくましい商人魂で巨大ガリバーのセブンやファミマに負けないでほしいですね。
応援します!
がんばれ!ポプラ