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zooさんのフォトブック発売
先日
地元の大きな書店に行ってきた。
最近はアマゾンなど、ネットで確実に買えるものだから
本屋に行くことが少なくなった。
本を探すとき、すぐにコーナーを探し当てられないからだ。
zooさんの本を書店で買ってみようと思った。
広い店内で
どのコーナーを探せばいいのか、そのコーナーがどこにあるのか
さっぱりわからないので
店員に聞いてみた。
「あのお、オトメちゃんの本を探しているのですが。」
「オトメちゃん・・・。タイトルは何というのでしょうか。」
「オトメの、あれ、何て言ったっけ。(正式タイトルを度忘れする)」
店員が、自店の本を「オトメちゃん」で検索するが、ヒットしない。
グーグルで探してくれた。
私は、zooさんのブログを開いてもらって、ブログの脇のアマゾンのそれを教える。
すぐにわかって、検索してくれた。
「こちらのコーナーですね。」と連れていってくれて、探し当ててくれた。
「子ザルのオトメ日記」が正式タイトルです。
念願の本を手にする。
他に寄るところがあり、そこで待ちきれなくて中身を観る。
自分の顔がほころんでいく。
あとは家でじっくり文章を読みつつ観ようと思った。
そして
あれから3日。
私は、何度も何度も何度も手にする。
トイレにまで持って行く。
そして今日、
アマゾンで再び2冊注文した。
1冊は
日ごろ、うちのネコたちがお世話になっている動物病院に送るつもりだ。
病院の待合室には、ネコなどの動物関係の本を置いている。
それを見ながら診療を待つ飼い主たち。
彼らにも見せたい、と思った。
もう1冊は
子犬を飼っている友人に。
彼女にもお世話になっているが、最近ずっと会っていなくて
今度会ったときにプレゼントしたい。
あと、2,3の人たちへのプレゼントとして考えている。
さて。
皆さんにも少しお見せしたい。
これは、zooさんの知らない時期、オトメちゃんが親から捨てられたあとに
飼育員さんに救われたときの写真。
飼育員さんたちの気持ちはどんなであったろう。
きっと不安がいっぱいだったに違いない。
無事に育つのだろうか。
育っても、果たしてサルの仲間に入れるだろうか。
などなど、救った喜びよりも不安の方が大きかったにちがいない。
あの元気なオトメちゃんの最初の顔である。
顔に傷があり、血もにじんでいる。
試行錯誤のぬいぐるみをあてがう。
そこでオトメちゃんが一番しがみついたのがあのリラックマである。
そのあたりの未公開の写真が満載である。
そして
動物園好きのzooさんが初めて撮った写真。
崖の上をリラックマを引きずって登るオトメちゃん
この写真も掲載されている。
なんとも、涙を誘う姿ではないか。
心打たれる写真ではないか。
オトメちゃんの心が映っている写真ではないか。
1枚の写真が物語る、オトメちゃんの数ヶ月の人生である。
私は
またこの写真を見て、涙する。今も、これを打ちながら涙が出てくる。
抱きしめたい、と思わせる写真だ。
オトメちゃんは
自分から群れに入ろうとしていく。
その姿もいじらしいんだ。
リラックマを離さず、群れの中に入ろうとしている。
これまで
ブログを毎日のように見てきたけれど
このように改めて本として眺めると
オトメちゃんの毎日の心の葛藤まで読めるような気がする。
皆といっしょに遊びたい、仲間になりたい
でも、いじわるされそうだ、
でも、入りたい
リラックマ母さん、いっしょについてきてね、と毎日
思いつつ、少しずつ距離を縮めていくんだ。
この姿も、悲しいね。
切ない。
でもね、
楽しい写真もいっぱいなんだ。
ついつい
可哀相なことを考えてしまいがちなんだけれど
オトメちゃんはいたって、好奇心が強く、根が明るいんだ。
だからこそ、面白い写真もいっぱい。
どの写真を見ても
自分の心が、海の凪(なぎ)のように、穏やかになるんだ。
あの丸い背中、くびれた首あたり、二足歩行の可愛らしさ
本当に
オトメちゃんは天使だ。
子どもに情操教育として、この物語を語ってほしい。
私の
オトメちゃんに会いたい気持ちは募るばかりです。
zooさんへのブログには
こういうことを長々と書けないので
自分のブログに気持ちをこうして書いています。