今日は私の休み。
4時過ぎに起きて
5時ごろから夫の朝食の準備。
案の定
義母がその前から起きていて
食堂の周りのドアなど全開していた。
普段は
食事の準備のときは義母の部屋と通じるドア、引き戸は閉めるが
彼女はそれに抗うように
全部オープンにしていつでもこちらに来ることができるようにしているのがこのごろ。
「言いたいことが山ほどある!」と
いつものように話しかけ、一方的に
機関銃の如くわめいている。
彼女の部屋と台所は少し距離があるので
手元で家事の音を出していて、耳の聴こえない私には
何を言っているのかわからない。
それらを聴いているうちに
自分の身体が震えてくるのがわかった。
腕も足も心もガタガタ震えだした。
彼女の声への恐怖心か。
以前、仕事に行く時に前チーフとのやりとりを想像して
ガタガタ震えだしたのを思い出した。
あれが続いて、仕事を辞めることにした。
家事の途中で二階に上がった。
夫はまだ二階で支度中だった。
身体が震える、と訴えて自分自身を落ち着かせた。
すると夫は一階に下りていった。
その後
私がちょっとしてから下りていくと
全部閉まっていた。
家にいる間
また何か言ってくるのでは、と思い
洗濯などをしたあと
二階の奥でネコたちと過ごす。
朝、いつも出てきては怒鳴り散らしている。
夫は
私が仕事に出たあとに
自分で朝食の準備をして新聞を見ながらラジオの音を流していると
必ず、「言いたいことがある」と絡んでくるようだ。
夫は
相手にしない、無視することにしている。
仕事に行く前に相手をしていたら
時間もないし、何より仕事に影響が出る。
昨日も
前日のやりとりが尾を引いて
私の仕事は暗かった。
夫は
ジキルとハイドのような面を持っている、と言った。
どうにかしなければ、と思う。
彼女の病気というよりも
今の状態は
嫁姑の諍いに映る。
言っている内容がこれまでの
「オトコやオンナが来て覗き、あれこれいたずらしている。」というものであれば
まだ擁護できていた。
そんなものはいない、と何とか安心させていた。
自分の物を失くすのもそれらのせいにして
私たちに直接の攻撃をしてはこなかった。
それが今は
「二階に、トモロッシちゃんの(拝み屋の)旦那がいる。」
機嫌のよいときは
「二階の旦那さんも呼んでゴハンを食べさせたら?」となる。
そんなものはいない、二階にいる旦那はあなたの息子だ、と言っても
「いや、いるんでしょ、息子には内緒にしてあげるから。」などと
私が笑って「そうですね」と言えるわけがない。
もしかして
階段の壁とか二階の居間の山Pの写真のことを指しているのか?
あるいは
バイクの青木治親と共に撮った写真を飾っているのを見てか?
あれの撮影者は夫だ。
そしてこのところの口論は
これまでためていたものを吐き出すかのように
現実的な問題を口にする。
挙句の果てに
「だからこの家を建てるのは反対したんだ!」と数十年前のことを言う。
「何を今更言うか。反対したなどとは一度も聞いたことはない。
反対したなら、当然この家は建っていない。あなたがた(義父母)が賛成したから
こうして何十年も経っているのだろう。」
と私もまともに相手してしまうから
売り言葉に買い言葉になっていく。
そこが賢くない、とでもいうのかもしれない。
彼女の言うことに相手してしまう自分、正論を言ってしまう自分が
彼女を追い詰めている、と時折思う。
それは通用しないよ、と隣の奥さんに言われた。
5月1日のことだ。
あの日もいろいろとあった。
そして
彼女が買い物に出かけている間
隣の奥さんの所に行った。
以前、義母の様子がいつもと違うということで
奥さんの所に聞きに行った。
半信半疑だったので、隣の奥さんが客観的に見てどうだったかを知りたくて。
それ以来
この件については触れていなかった。
義母は隣の奥さんを非常に信頼していて
「私の本当の娘のようだ」と私にあてつけのように言うことがある。
私たちが結婚する前からのお付き合いだから
それはそうかもしれない。
そして今回5月1日に言われたのは
一番可哀相なのは義母だ、ということ。
毎日毎日不安でしょうがないんだと思うよ。
あなたと息子がきちんと病院なり連れていって
何かしら手を打たねばならないでしょ、と言われた。
まずは包括支援センターに行って相談してごらん、と。
さて
このような状況で
どのようにして病院に連れていくことができるか。
かかりつけの病院の先生にも協力を仰いだが
進展がない。
こじれてしまった私たちに今は信頼関係はない。
彼女はチヤホヤされていると機嫌がよい。
隣近所の人達と話す彼女は
「私は息子のことが心配で、いつも外に出て帰りを待っているの。」と
言うと
「おばちゃん、岸壁の母だねえ。」と言われて喜んでいる。
5月1日の夜
義母をかわいそうだ、と思ったときに私は
白昼のことを詫びた。
すると
「私はね、こんな胸(小さい)だからオッパイが出なかったの。
だから、一生懸命出して育てたの。」と
1人息子がいかに大事かを切々と言う。
息子がどんなに白髪頭になっても、彼女にとっては
カワイイ息子なんだ。
それがわかった。
が、それまでである。
そのカワイイ息子に朝毎日のようにわめいている。
私がもっともっと
彼女の自慢話を聞いてやれればいいのかもしれない。
もっとスキンシップをとればいいのかもしれない。
しかし
この私も、屈折した生き方をしてきたために
そういうのができない。
そんな2人のぶつかり合いである。
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子ネコ騒動。
しかし捕まえられなかった。