5月半ばから有休を取っていた。
その前は義母の死去、葬儀等あったし、コロナの影響で仕事も休みであった。
5月分の給料がほぼ出ないので、これまで使っていなかった有給を利用した。
一昨日、上司から連絡があり、仕事内容が大幅に変更になったので、その様子を見にくるようにと言われた。
6月からの仕事をスムーズにするために、私もしばらく現場を離れていて不安だったので、今日行ってきた。
感想として、以前よりややこしく、細々としている、と思った。
ベテランの人たちがこちらに駆り出され、朝から黙々と仕事をしている。
それらを見て、写真を撮って、6月1日から私の再スタートである。
しかし、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、客の出足は鈍い。
今年は七夕も中止になったし、変則的な仕事内容である。
が、これが今後の姿になっていくのかもしれない。
そういうわけで
久々に街に出た。
時刻は午前7時前。仕事の時は4時半ごろなので
朝の光景は少し違う。
道路は車でいっぱいだった。
そして職場を出たのはその1時間後。
ちょうど出勤者が駅方面からドドッと流れてくる頃。
私もその流れに乗って、西側へと歩いてみる。
解除になったとはいえ、皆マスク出勤だし、お店の張り紙を見てみると
時間短縮が多い。
朝食のパンを買って
自転車に乗り、途中の公園で食べる。
そこで見たものは・・・・
痩せた猫が数メートル先を歩いていた。
あ、この猫、見たことがある!と思った。
すぐに思い出せなかったが私の脳裏に焼き付いていた猫の姿に似ていると思った。
人がいたし、草叢の中に隠れたかもしれず、跡を追う事はできなかったが
よく、そこで餌をやっている人がいるので、その人を探していたのかもしれない。
モヤモヤとした気持ちを抱えて帰宅する。
そして数時間後、突然思い出した。
あの猫、うちに来たことがある。
何匹も来ているので、来ない事よりもその存在すら忘れていた。
夫はココアちゃん、と言い、私はモカちゃん、と勝手に言っていた猫だ。
その名前の通り(本当はちゃんとした名前があるのだろう)、模様がココア色、モカ色のような子なんだ。
もちろん、懐いていない。すぐに逃げていく。
そして、その猫、どこかの飼い猫なのである。
どこか、と言っても、うちの庭に来るたくさんの猫の飼い主を知らないが、大体の家の目星をつけている。
何匹も飼っていて、放し飼いである。
そして、もしかしたら避妊、去勢の手術もしていないかもしれない。
もし、生粋のノラ猫であれば、私が捕獲して手術をしてあげたいのだが
飼い猫である限り、勝手なことはできない。
いなくなったらそのまま、という人なのかもしれない。
どういう人なのかまったくわからないので、こちらからアプローチするのはリスクがある。
ただ、今、結構問題になっているのは事実。
うちの庭に来たこれまでの猫のことを思い直すと、そこの飼い猫かもしれない。
前にも書いたことがある。
うちに来る3匹、とかタイトルつけて。
それらの猫たちとは違う今年世代の子たち。
もう少し静観しよう。