私のお正月が終わった。
年末と1月1日が終われば、「自分の時間を自由に使おう。」と思って
楽しみにしていた3日間であるはずだった・・・
2日についてはブログに書いた。
次の日の過ごし方は、駅伝の後半を観て、ダラダラと過ごそう、
撮り貯めした「紅白歌合戦」や「相棒」などを観よう、となっていた。
しかし。
夫の風邪が良い方向に向かわず
「病院に行け。」「行かない。」とやりとりをしていたが、
とうとう自ら「病院に行く」と言ってきた。
しかし、まだ正月3日、近くの病院(義母の通院先)は閉まっている。
北にある、救急センターに行くことになった。
一応、「一人で行けるね。タクシーで行って。」と言ったのだが、
彼のことだから絶対一人では行けないのだ。
案の定、「一緒に行け。」と言ってくる。
具合が悪いから付き添ってくれ、という意味じゃない。
行き馴れていない所には一人で行けない人なのだ。
それでいながら、「マスクをして行ってね。」の私の指示に抵抗感のある人だ。
体温計も朝、計ってねという指示にも従わない。
熱は?と聞いても、計りもせず、「ない」と答える。
病院は列をなしていた。
咳をしている夫は、マスクをしたことがないからしたくない、という考え方。
しかし、渋々従って、最終的にマスクをしていって正解であった。
皆、マスクをしていた。
ホームページにも確か、マスク着用、とあったはずだ。
病院の検温で、37.6cあった。
私の怒りは、自分で朝検温して、熱があった、なかった、という正確なことを言わず
準備なしに行くことにある。
そこは応急処置的なものだから(薬はもらった)
「明日、近くの病院に行くといいよ。レントゲンとか撮ってもらえるから。」と私が言うと
やはり無返事であった。
私の指示に従いたくないのである。
結局、それで半日はつぶれた。
そして
自宅に戻ると
今度は、シンノスケが血をソファのカバーに吐いていた。
血の出処はどこだ、胃や肺などの内臓か、あるいは口内か。
口を開けてみると、上顎の内側が傷のような痕があった。
目を開けているときは、それを飲み込んでいたようだが
眠っていると、唾液と血が混じって流れてソファや自分の手足についたようだ。
食欲等あるので、緊急という様子ではなかった。
今日までほとんどの病院休みだし、ダイジローやトモが行った病院も明日からだ。
明日行こう。
明日、つまり、今日。
1月4日土曜日、私の正月の最終日。
午前1時過ぎに起きた。
今日のやることを頭の中で整理した。
夫には今日、個人病院に行くように言った。
私に言われると、イライラするようだ。
そしてまたまた案の定、
付き添ってくれ、と言う。
否、私はシンノスケの病院に行くし・・・
あなたのは、歩いて5分もかからない所だし・・・
行ったことのない所に一人で行くことができない人なんだ、と改めて思った。
大の大人が、病院に一人で行けないって、私の夫が当てはまるのかー。
本当に、親子揃って、指示に従わない人たちだ。
それでいながら、頼っているし。
私が苛立つのも、そんなに間違っていないと思う。
結局、3分歩いて行く。
病院で大人に付き添っているのは私だけだ。
あなたたち親子、小さい時からそうだったのでしょう。
小さい時は勿論付き添うのは当たり前だ。
「なんで、一人で行けないの?」
「いいから、一緒に行けって」ぐらいの返事しかない。
行けという命令だ。行ってくれ、というお願いじゃない。
義母もそうだ。
「ホントに、手のかかる親子だ」とため息をつく私だ。
絶対その辺は似ている。
プライドだけは高い、言葉に表れる。
本音を書けば
私にとって、一番心配なのは
ナナ、シンノスケ、トモですからね。
シンノスケの病院は午後に行った。
今日が新年開始の日なので、午後も混み始める。
今朝もシンノスケは
黒いもの(ほぼ、便になるようなものが逆流して)を吐いた。
排便もスムーズじゃない。
ノミの件もあるし。
それらを言って処置をしてもらう。
先生も、忙しすぎて、きちんと診察してくれたかどうか・・・ちょっと疑問である。
それはまた後程。
数時間ぶりに戻ってきたら
シンノスケ、食べる、食べる。
食欲が戻ってきてよかった。
取り敢えず安心材料である。
そして、動画のチェックをしながら、夕飯支度。
正月材料の残ったもので、夫の胃に負担にならないものを。
そういえば、昨日、義母の90歳の誕生日だったのだが
夫の病院の件でそれどころではなかった。
隣の家に、ケーキを持って義母と2人で訪問予定にしていたのだが
夫の病院から帰宅後、
ケーキも買いに行けなかったので、後日改めてゆったりと過ごすことを報告しに。
義母は
自分の誕生日のことも忘れているし
「あなたの息子が29日以来風邪で臥せっている。」と言ってもピンと来ていない。
もっと正常な時ならば、世の中で一番心配しているのは母親の私だ、とアピールする行動に出たのに。
というわけで
病院、病院、病院の私の正月でした。
明日からまた仕事です。
御利益のない正月。
でも、ご利益って何だろう。