グッド・バイ・マイ・ラヴ アン・ルイス
お久しぶりです。
今日は
この曲を聴きつつ
一昨年死んだネコ、タヌのことを思い出していました。
なにか
心を穏やかにして、なるべくいっしょに過ごした楽しい日々を
思い浮かべられるような曲の選択を
と思って
この名曲を選びました。
時折口ずさむんですよ、この歌。
アンルイスさんといえば
六本木心中がすぐに出てきますが
私はこの曲です。
素直な歌い方
この優しいテンポがずっと残っていく日本の名曲だと
思っています。
テレサテンさんバージョンもあって
そちらも素敵でした。
平尾昌章さんが作曲しているんですね。
いい曲だ。


死んだネコのことを思い出すって
悲しいはずでしょ。
でも
私は
タヌ(ブログの、私の紹介の写真のネコです)に
心の中で語るとき
いつも
タヌ、しあわせだったね、と言っている。
ノラで生まれて4年間のノラ生活。
生まれて親について空き地、駐車場を放浪していたときから
私の願いは
タヌ、あなたを絶対に私のところに連れてきたい、
他の望みは要らない、それだけ、と決めていた。
でもこんなに近くにいるのに
あと20センチの距離が縮まらなかったね。
ノラは人を全面的に信じないし、警戒心もあり、捕まえようとしたら
すぐに逃げていく。
それでいて、私を待っていてくれたね。
このままノラで一生を終えるのか、と焦ったときもあった。
でも
長年の願いが叶った。
その後が大変だったけれど
あなたの子どものダイジローがいたおかげで
少しずつ心を開いてくれた。
晩年は
夫の膝に乗り、私を遊びに誘い、ブラッシングの催促をして
飼い猫らしく、人間を信じてくれた。
飼い猫として過ごした6年間を本当に
私は嬉しく思っている。
夫はあなたのことを「大和なでしこだなあ、タヌは。」といつも
言っていた。
それだけ、あなたは優しい平和なネコだったんだよ。
タヌ、いっぱいいっぱい愛した。
あなたをいっぱい愛した。
あなたに語りかけることが多くてね。
幸せだったろうか、なんて疑問符じゃなくて
幸せだったね、と決めているんだ。
ダイジローはちっともあなたに似ていない。
真っ白な模様だし
男の子だから、時折他のネコを威嚇してみたり。
でも
甘えっこのところは似ているかな。
今は
私はダイジローと寝ているよ。
あなたがいつも私の布団の上に来てくれたように。
念じれば
願いが叶う、ということをあなたを通して実感した。
あなたがうちに来たときは
これまでの4年間の悩みが信じられない思いだった。
ネコの神様が
そろそろトモロッシの家に行っていいよ、と言ってくれたんだね。
これからも
たまにあなたのことを書いていると思うよ。
あの信じられない、アンビリーバボー、タヌが私のところにやってきた、
信じられない、絶対離さない、というあの興奮した気持ちは
いつでも再現できるよ。
タヌ、このメロディは
あなたを思うときにピッタリなんだ。