4,5日急な暑さになり、急に土砂降りになったりと
不安定な天候続き。
今朝出勤の時、久々のカラッとした
湿度の感じられない朝の空気だった。
それまでの毎日、洗濯をしても、干す所がなかった。
外に干しても雨にたたられ、何より曇天で、乾く暇もない。
そこで活躍したのが、
乾燥機。
結婚した時に、夫の友人たちにプレゼントされたものである。
ということは30年以上も現役活躍していることになる。
うちの家電で、
この乾燥機と、2階にある冷蔵庫が30年以上現役なのだ。
冷蔵庫は三菱(fairyさんと同じです)。
皆に言うと、結構びっくりされる。
昭和の家電が今でも稼働しているって、凄いよね。
日曜なのに出勤。
早めに仕事を終えて、夫と待ち合わせ。
夫と街の中を歩くのは何カ月ぶりかな。
もしかしたら年単位かも。
そんなウキウキ気分も束の間、お昼(牛タン定食)を食べて、スーパーに寄って買い物をして
速攻帰宅。
正味1時間くらい?
街の中をぶらついて、ウインドウショッピングをして、お茶飲んで、なんて先ず無い。
目的は牛タンを食べることのみ。
昔のデートはどんなだったろう?と想像も遠く過ぎて、浮かんでこない。
本当に
この年齢になって、夫と出かけるときは用事のみ、となった。
年老いていくとこんなものかしら、皆。
かつて、鈴鹿に夫とF1を観に行ったときに
老夫婦が結構良い席に座っていて、
私達も、老人になってもこうして、一緒に鈴鹿に来たいね、と理想の老夫婦像を描いて口にしていた。
夫は、「ここの地主で招待されているのかもしれないぞ。」なんて夫らしい発想をしていたけれど、
それでも、その老夫婦の後姿は、私の理想だったな。
年を取っても、自分たちの趣味を持ち続けてあちこちに行けたらいいな、と。
しかし、現実、
待ち合わせてその場所に向かっていくと、夫は屈伸運動をしていた。
腰痛が持病で、歩くのもつらい、といった姿。
「え?今後、漸くあなたのお義母さんや私の父の介護から解放されて、2人であちこち出かけることができるのに、
今度はあなたの車椅子を押しながら生活するの?」と言った。
それはそれで、別な夫婦の姿があるかもしれないが、
私達の後半の人生はずっと親のことに関わってきたので、少し解放されて、夫婦伸び伸びと旅に出かける期間もあってほしいと思った。
なかなか、現実はそうはいかない。